岡山県在住、36歳、男性
私は岡山で【鍛造】という技術を用いて自動車などの部品を製造する会社に入社して12年。
製造、品質管理、生産管理、営業、総務を経験し、2016年から取締役専務として働いています。
日々の仕事に追われながらも
このまま、なんとなく、仕事を続けていくのかなぁ
と、なんとなく考えていたある日、事態は急変します。
2018年7月6日、西日本豪雨災害発生
敷地全体に2mの浸水に加え、隣接する工場の大規模爆発による2重被害。
何もかもが流され、工場の屋根・壁が吹き飛んだ会社は深刻な、再起不能寸前まで追い込まれました。
爆発した23時36分で停止した時計
8ヶ月以上、工場を再稼働させることができませんでしたが、2019年3月から一部製造ラインを再開させることができ、少しずつ元の形に戻りつつあります。
一言で「復興」といっても被災直後は
何から始めればいいのか
何をしなければならないのか
2次災害(主に爆発)の恐れはないのか
この地で仕事を続けていくのか(また浸水被害にあうのではないか)
社員は無事なのか・・・
ただただ、事が大き過ぎて呑み込めない・・・
その様な状況の中、被災して3日後には県内外から多くのボランティアが駆けつけてくれました。ボランティアの方はピーク時で約50名。社員と合わせると100名近くの人員が復旧復興に向けて取り組みました。
そしてこれは同時に、新たな【チームが結成された日】でもありました。
ドラッカーの言葉
組織の構造とは、すでに述べたように、一人ひとりの人間にとって、あくまでも道具にすぎないということである。さらに重要なこととして、それぞれの組織構造について、強みと弱みを知っておかなければならないということである。
『明日を支配するもの』
混成チームの采配、会社再建の命運は社長と専務にかかっている!!
乗り越えていけるのか・・・

Tomohiro55

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