やってみた!絵で見る『マネジメント[課題・責任・実践]』【成果をあげるドラッカー読書会との出逢い《マネジャーの仕事編》】(第7話)フィードバック情報


『マネジメント[課題・責任・実践](上)』第21章「仕事への責任」(2節)フィードバック情報

フィードバック情報

(2)働く者に責任をもたせるための第2の条件は、成果についての情報をフィードバックすることである。責任をもつためには自己管理が可能でなければならない。そのためには、自らの成果についての情報が不可欠である。

『マネジメント[課題・責任・実践](上)』P318

何のためのフィードバックバック情報か?

英語のタイトルを見ると「Feedback Information for Self-Control」とあります。そう、セルフコントロール(自己管理)のためのフィードバックなんです。

ドラッカー 教授は、文中で事例をよく使います。ここでは、「配送車のドライバーは、自らの配送件数についての情報を与えられるや、分析抜きに自らの配送件数を増やしている」と論じています。

そして、このメカニズムは研究開発のような知識労働者にも見られるとも言います。宅配便のドライバーのように時々刻々の情報を与える必要はなく、年に研究開発チームのメンバーに向かって、「この一年の成果はこれこれである。その前の一年はこれこれである」と知らせるだけでよいと言います。

私たちは、何をしたらよいかがわからなくても、情報さえ与えられれば、自らの成果に照らして、適切に行動を修正できることを知っているのです。

フィードバック情報は、働く者自身がそれによって自らの仕事ぶりを評価し、方向づけすることに資するものである必要がある。理想は、わざわざほめたり叱ったりする必要をなくすことである。

すでにフィードバック情報によって、本人が知っているからである。

by P.F.ドラッカー

次回は「継続学習」を考えます!

(つづく)

前回まで

第1話:『マネジメント(中)』第31章「マネジメントの仕事」

第2話:『マネジメント(中)』第31章(1節)「マネジメントの仕事」

第3話:『マネジメント(中)』第31章(2節)「マネジメントの資源は人である」

第4話:『マネジメント(上)』第21章「マネジメントの仕事」

第5話:『マネジメント(上)』第21章「マネジメントの仕事」マインドマップを描く

第6話:『マネジメント(上)』第21章「マネジメントの仕事」創造性への誤解

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五月女 圭司

『人生を変えるドラッカー』を読んで「人生は変えられるよ!」と、神さまの声が聞こえた57歳の会社員。己と向きあうには師匠がいる。私の師匠はドラッカー教授の「ことば」。この「ことば」が自らを成長させてくれます。私のミッションは「人」と「音楽」と「ドラッカー」をつないで笑顔あふれる街を創ること。 何によって覚えられたいか? 「いつも笑顔でチャレンジしている人」と覚えられたい!

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