著者が語る『人生を変えるドラッカー』を100倍生かす方法!読書会ファシリテーター東堂先生による【ことば解説】「2.『貢献』の定義」


皆さんこんにちは!

今週も東堂先生による「言葉」解説です。

ドラッカーの本を読むうえで、「言葉」をどう理解するかはとても大切です。

ドラッカー教授は「言葉は道具である」といいます。

ドラッカー教授の著書を読むときに「言葉」に焦点を合わせ、定義づけをしていくとぐっと読みやすくなるのです。

言葉が定義されているからこそ、言葉を道具として使います。

言葉は丁寧に扱えば扱うほどその効果はスゴイと思います。

『人生を変えるドラッカー』の読書会のシーンで、東堂先生が「ドラッカーの言葉」の説明をよくしています。

今週もそれをピックアップして、東堂先生による言葉の解説を確認していきましょう!

ますます言葉を道具として使えるようになっちゃいますね☆

東堂先生による【ことば解説】「2.『貢献』の定義」

ドラッカーは『経営者の条件』の中で、「成果をあげる5つの能力」について書いています。

「成果をあげる5つの能力」

1)汝の時間を知れ 

2)貢献に焦点を合わせる 

3)人の強みを生かす 

4)最も重要なことに集中する 

5)成果をあげる意思決定をする

そのうちの二つ目の「貢献に焦点を合わせる」。

この「貢献」という言葉の解釈が人によって差があるように思います。

特に私たち日本人は、「社会貢献」のようなニュアンスでこの「貢献」という言葉を捉えるところがあるのではないでしょうか。

この「貢献」という言葉を正確に認識すると、ここの部分がとてもすっきり理解できます。

ですので、今回は東堂先生に「貢献」という言葉について解説していただきましょう!

 

まずは、読書会参加者の女子高生星はるかがバイト先の店長に「アイドルを目指すのもいいけど、お店にも貢献してよ!」と言われて、「貢献」という言葉に迷っていたところから・・・。

 

引用を始めます。

「センセイ、ひとつ報告してもいいですか?」、はるかがいたずらっぽく笑った。

「この間の話の続きなんですけど。バイト先の喫茶店で、アイドルもいいけどお店にも貢献してよって店長に言われて……」

「そうでしたね」

「それで私、あの後、直接聞いてみたんです。この喫茶店の成果って何ですか?私にもできることありますか? 私貢献できますか? って。店長、びっくりしていましたよ!すぱっと即答してくれました。うちの店の成果は、お客さんが過ごしたいように過ごしてくれることだよって」

(ほお……)堀川徹が身を乗り出す。

そして店長は、せきを切ったように語り始めたのだという。

「あの窓際のお客さんは高校生だろうね、参考書を開いて真剣に考えている。そっとしておいてほしいだろうな。奥にいるおばあさんは、よくこの時間帯に来るよな。お孫さんの話をするのが大好きだ。ニコニコしてこっちを見ているのは、手が空いたら話しかけてちょうだいね、という意味だ。カウンターの男性、あの人はコーヒーに詳しい。ほら、豆の棚をじっと見ているだろう。香りや味をじっくり楽しんでいる。たまに私とコーヒー談義に花を咲かせることもある。

いいかい、はるかちゃん。お客さんが来たら、静かに観察するんだ。じっと見つめたらいけない、さりげなく、だよ。その振る舞いから、うちの店でどんな時間を過ごしたいかを想像してみる。それを、はるかちゃんが提供するんだ。感性がなければできないし、間合いも大事だ。お客さんに合わせて、表現力とか演技も必要になるかもしれない。いいレッスンになると思うよ」

店長の口真似をひとしきり終えると、はるかは頬を上気させて東堂に話しかけた。

「だから私、実際にやってみたんです。そうしたら、お客さんたちの反応がガラっと変わりました。これまでは単にお姉さんって呼ばれていたのに、常連さんがみんな、はるかちゃんって呼んでくれるの。この間なんて、はるかちゃんはこの店のアイドルだね、だって!」

「夢、叶ったじゃないか」、思わず徹がからかう。

「ふふふ。働くのが楽しくなってきました。ドラッカー、すごいです」

東堂は『経営者の条件』を掲げて、響き渡る声で話し始めた。

「まさに今日のテーマ『貢献』に関するものですね。はるかさんが素敵なガイドをしてくれたので、このまま説明に入りましょう。みなさんは自分が属している組織の成果にどのような貢献ができますか?」

みなそれぞれに考え込んだ。

「貢献は原書ではContributeと書かれています。与える、寄付する、貢献する、という意味です。組織の成果に対して、一メンバーである自分が何かを差し出しているようなイメージでしょうか。ここが食い違っていると、個人の動力と組織の成果が連動しなくなってしまいます。せっかく個々人が頑張っていても、空回りしてしまうかもしれません」

引用を終わります。

このあと、東堂先生はホワイトボードに、

「貢献=組織に属する個々人が行う、組織の成果への貢献」

と書きます。

「貢献」のニュアンス、ご理解いただけましたか?

組織に属する一人一人が差し出している行為のような感じでしょうか。

組織の成果に対して寄与するもの。

あっ!

ということは、自分の属する組織の成果が何かがわからないと、

「貢献」できないではありませんか!

 

そうなんです。

「貢献」と「成果」はセットで重要なキーワードなんです。

次回は「成果」という言葉を東堂先生に解説してもらいましょう!

ということで次回も東堂先生の「ことば解説」です☆

お楽しみに!

 

 

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吉田麻子
(株)カラーディア代表取締役、カラーセラピスト、パーソナルカラーリスト、カラーコンサルタント、ドラッカー読書会ファシリテーター、志喜彩塾塾長、作家、函館市西部地区にあるブックカフェirodoriオーナー。 ◎色彩検定1級、東商カラーコーディネーター検定ファッション色彩1級、東商カラーコーディネーター商品色彩1級、東商カラーコーディネーター環境色彩1級。 ◎「人は必ず輝く!」をテーマに、色彩やドラッカーなどの講演、講座、セミナー、執筆等の活動を実施。志を立て、身の回りのことに喜び、彩り豊かに生きる「志喜彩塾」を全国(札幌、青森、岩手、仙台、新潟、東京、浜松、名古屋、伊那、富山、大阪、神戸、福山、徳島、高知、下関、北九州、久留米、熊本)で実施するほか、なないろ塾、カラーセラピーやパーソナルカラー、ドラッカー読書会、カラーリストと読む源氏物語等の講座を実施している。オーナーである函館のブックカフェirodoriにて連日実施している「カラー占い」も好評。 ◎ 著書に『7色のすごいチカラ!』、『実践する色彩学』(ともにエイチエス)。 『人生を変えるドラッカー』(ダイヤモンド社)。◎ほぼ毎日発行のまぐまぐ有料メルマガ「吉田麻子のLOVEPOWERエッセイ」が好評。

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