「ひとりドラッカー読書会『経営者の条件』第1章:成果をあげる能力は修得できる④」メイキング裏ストーリー&読書会ムービー(第5回)


<バックナンバー>

第1回:『経営者の条件』まえがき

第2回:『経営者の条件』第1章①

第3回:『経営者の条件』第1章②

第4回:『経営者の条件』第1章③

 

今日はファシリテーターの本の読み方について、少し話してみようと思います。

ふつう本を読むときは誰でも当然のことながら、「自分の読み方」で本を読むのではないかと思います。結論から言うと、ファシリテーターとして本を読む際は、これと真逆の読み方をします。

「他人の視点で本を読むのだ!」と言いたいところですが、人間の能力を超越しているので、当然のことながらこれは出来ません(笑)

けれども、「自分なら読まないところを深く読む」ことなら、誰にでもできます。ファシリテーターの本の読み方は、「自分の読み方」を捨てて読むことだと言いかえることも出来ます。

 

われわれファシリテーターは、とある温泉街に監禁をされて、別名「虎の穴」と呼ばれる合宿形式の養成講座で、このトレーニングを受けます。そして養成ギブスをつけさせられ、、、

というのは冗談ですが(笑)、合宿形式の養成講座をとおして「自分の読み方」ではファシリテーションが出来ないことを、さまざまなプログラムから体感的に学びます。

そして深く読むということ、自分の主観を捨てて読むということ、本の読み方にはいくつもの視点があるのだということなどを知り、「本当の意味で読むとは、どういうことか?」を考えながら身につけていきます。

 

人は誰でも、本を読む際に「自分なりの読み方の癖」を持っています。

実際の読書会に参加して他の人と一緒に本を読むと、「こんな視点があったのか!」と驚くことも多々ありますが、それはまさしく、自分の視点・自分の癖で本を読んでいるからです。

 

人の成長とは、新たな視点から目のまえの現実を見つめ直すことだとも言えます。

もし仮に、人生が終わるその日まで、今と同じ視点からしか現実を見ることが出来なかったとしたら・・・。

あまり考えたくはないですね(笑)

 

読書会とは、成長のために視点を広げるための場でもあります。

きっと、参加するだけでも大きな発見があると思いますので、ぜひ近隣の「実践するマネジメント読書会®」を探して、体験参加してみてください。

 

それでは、今日の動画に参ります!

 

 

<ひとりドラッカー読書会15 『経営者の条件』第1章:成果をあげる能力は修得できる(12)>

【本文該当箇所】 38ページ:
われわれは、一つの重要な分野で強みをもつ人が、その強みをもとに仕事を行えるよう組織をつくることを学ばなければならない。

【一言コメント】
マネジメントの目的は「普通の人をして、高い成果をあげさせること」だとドラッカーは言います。優秀な人がいるか否かで組織の成果が左右されるなら、それはマネジメントが機能していないことを意味するのです。誰が仕事を担当しても一定以上の成果をあげられるよう仕事を設計すると共に、組織で働く一人ひとりは自らの強みを使って組織の成果に貢献することを意識しなければなりません。

 

<ひとりドラッカー読書会16 『経営者の条件』第1章:成果をあげる能力は修得できる(13)>

【本文該当箇所】 42ページ:
成果をあげる人に共通するものは、つまるところ成果をあげる能力だけである。

【一言コメント】
「成果をあげることは習慣である」とドラッカーは言います。日々の仕事を通した実践の中から、われわれはこの習慣的能力を身につけなければなりません。“成果をあげる能力” は5つ存在します。①時間を管理すること、②貢献に焦点を合わせること、③人の強みを生かすこと、④最も重要なことに集中すること、⑤成果のあがる意思決定を行うこと。
これが『経営者の条件』の主題です。次の第2章から、成果をあげる能力について1つづつ読み進めて行きましょう。

 

<ひとりドラッカー読書会30 『経営者の条件』第1章のまとめ:成果をあげる能力は修得できる(14)>

【一言コメント】
第1章のまとめ動画をお届けしております。
この章では、①「知識労働者」という新たな働き方の登場について、②「組織」という道具を使って働く際の現実について、③「知識」を使い「組織」で働く上で身につけるべき5つの能力について、の話をしました。
一人ひとりが自分自身の人生をよりよいものとするために、現代社会においては「成果をあげる能力」を身につけ、自らをマネジメントする能力が求められるのです。

 

<おわりに>

そういえば、むかし後輩の一人が「ファシリテーターになって、本を読む量が減りました」と言ったことがあります。

本の読み方を身につけたことで、やみくもに本を読みまくる必要がなくなったのだそうです。しかもドラッカーのマネジメント体系を身につけたことで、いまの自分に必要なのは、どの分野の本なのか?ということも分かるようになったと言っていました。

私自身もむかし、1年で500冊近い本を読んだ時期があります。とにかく読みまくりましたが、あとで考えると、読んだという自己満足以外は、何も残らなかった様に思います。

意外かもしれませんが、「1冊の本を深く読む」ことの方が、100冊読むより、多くのものを得られることもあるのです。

もちろん、その1冊は厳選しなくてはなりません。週刊少年ジャンプを100回読んでもダメです(笑)

「1冊の本を深く読む」にチャレンジしてみたい方は、まずは『経営者の条件」がオススメです。

ぜひお手に取って、繰り返し精読してみてください。

ついてに私の動画も見ていただけたら嬉しいです!(笑)

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鹿島晋

鹿島晋

ドラッカーのマネジメントをベースに「目を輝かせながら明日のことを話す」企業を増やすコンサルタント。ネット通販業界では18カ月間で売り上げ120倍を達成した実績を持ち、現在は中小企業の経営企画アドバイザーとして活動する。 読書会ファシリテーターとしては、関東・中国地方を中心に160回以上の読書会を開催(2018年12月現在)。実践するドラッカー講座では実践ナビゲーターも担当する。 サキュオ・コンサルティング株式会社 代表取締役。一般社団法人はぐ・くむ 代表理事。1978年 横浜市生まれ。

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