著者が語る『人生を変えるドラッカー』を100倍生かす方法!読書会ファシリテーター東堂先生による【ことば解説】「7.『意思決定』の定義」


皆さんこんにちは!

先週は番外編として筆者の新刊『虹の魔法のものがたり』のドラッカー的側面についての記事をアップしましたが、今週からはまた『人生を変えるドラッカー』の東堂先生による「言葉」解説をお送りいたします!

「言葉」の解釈が違っていると同じ本を読んでも読み手にとって大きな差異が生まれます。

言葉の定義を知ることはドラッカーのマネジメントを学ぶ上でとっても大切ですよー!

これまで

知識労働者

貢献

成果

強み

集中

廃棄

の定義をお伝えしてきました。

今日は『意思決定』についてです。

今週も東堂先生のお力を借りましょう☆

東堂先生による【ことば解説】「7.『意思決定』の定義」

ドラッカーは『経営者の条件』の中で、「成果をあげる5つの能力」について書いています。

「成果をあげる5つの能力」

1)汝の時間を知れ 

2)貢献に焦点を合わせる 

3)人の強みを生かす 

4)最も重要なことに集中する 

5)成果をあげる意思決定をする

そのうちの五つ目。「成果をあげる意思決定をする」。

ここでいう「意思決定」とは何か。

引用を読んでいきましょうね♪

 

引用を始めます。

東堂久志が参加者の前に立つ。

「成果をあげるための五つの能力、いよいよ最後は意思決定です。ドラッカーは『成果をあげるエグゼクティブを論ずるにあたって、意思決定は特別の扱いを受けるに値する』と言い、第6章、第7章の二章分を費やしています」

みないっせいに第6章「意思決定とは何か」を開く。

「思い出してください。知識労働者とは、自ら考え、決定し、行動する人でしたね。どの行動の前にも意思決定があります。経営者だけでなく、誰もが意思決定をするのです」

「意思決定、ちょっと難しかったな」。星はるかが頬を膨らませる。

「そうですね、通常は大きな事業上の決断や、長期的な決断を連想するかもしれません。ですが……」

東堂は明るい調子で言った。

「セルフマネジメントのレベルで考えてみてください。みなさんがこの読書会に来ているのは、みなさんがそのように意思決定したからです。過去の多数の意思決定によって、現在のみなさんがあるわけです。はるかさんがアイドルを志しているのも、ダンスレッスンに通っているのも、はるかさんの意思決定によるものですよね」

はるかが大きくうなずいた。「そうです、私が意思をもって決めたことです」

「言い換えれば、今日の意思決定が、明日のみなさんをつくる。そう考えると、おざなりにするわけにはいきませんね。成果をあげる意思決定を目指しましょう」

引用を終わります。

意思決定、という日本語自体は難しいことではないと思います。

誰もがよく似た解釈をするのではないでしょうか。

「意思をもって決めること」

「自分の気持ちで決めること」

みたいな感じです。

そこを東堂先生は、高校生のはるかちゃんのアイドルのレッスンに置き換えて概念を説明しています。

「自分で決めたこと」みたいなニュアンスです。

過去の意思決定が今日の自分をつくる。

まさしく、はるかちゃんはアイドルになるべくしてレッスン予定を入れたから、いまレッスンに通っている訳であり、それは明らかにはるかちゃんが自分で決めたこと。だから今日という日の予定が存在しているのです。

今日の自分は過去の意思決定によるのです。

毎日のすべての活動に対して、「これは過去の私の意思決定によるもの」とまでは認識しないかもしれません。それと同じように、仕事をしていてもすべての作業、すべてのプロジェクトに対して、「これは過去の意思決定によるもの」とまでは考えずルーティン化しているケースもあるかもしれません。

「意思決定」という言葉をこうして浮かび上がらせて解釈することにより、いま眼前にあるすべての作業が違って見えてくるでしょうし、今後のすべての分岐点において「意思決定」を明らかに意識するようになっていくことでしょう。

言葉の意味を浮き彫りにさせていくということは、セルフマネジメントが鮮やかになっていくということでもあるなとこの原稿を書きながら筆者はあらためて思いました!

 

次回も東堂先生の「ことば解説」です☆

お楽しみに!

 

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吉田麻子
(株)カラーディア代表取締役、カラーセラピスト、パーソナルカラーリスト、カラーコンサルタント、ドラッカー読書会ファシリテーター、志喜彩塾塾長、作家、函館市西部地区にあるブックカフェirodoriオーナー。 ◎色彩検定1級、東商カラーコーディネーター検定ファッション色彩1級、東商カラーコーディネーター商品色彩1級、東商カラーコーディネーター環境色彩1級。 ◎「人は必ず輝く!」をテーマに、色彩やドラッカーなどの講演、講座、セミナー、執筆等の活動を実施。志を立て、身の回りのことに喜び、彩り豊かに生きる「志喜彩塾」を全国(札幌、青森、岩手、仙台、新潟、東京、浜松、名古屋、伊那、富山、大阪、神戸、福山、徳島、高知、下関、北九州、久留米、熊本)で実施するほか、なないろ塾、カラーセラピーやパーソナルカラー、ドラッカー読書会、カラーリストと読む源氏物語等の講座を実施している。オーナーである函館のブックカフェirodoriにて連日実施している「カラー占い」も好評。 ◎ 著書に『7色のすごいチカラ!』、『実践する色彩学』(ともにエイチエス)。 『人生を変えるドラッカー』(ダイヤモンド社)。◎ほぼ毎日発行のまぐまぐ有料メルマガ「吉田麻子のLOVEPOWERエッセイ」が好評。

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