著者が語る『人生を変えるドラッカー』を100倍生かす方法!読書会ファシリテーター東堂先生による【ことば解説】「10.『なすべきこと』の定義」


皆さんこんにちは!

今週も『人生を変えるドラッカー』の「言葉」解説をお送りいたします!

これまで

知識労働者

貢献

成果

強み

集中

廃棄

意思決定

読書会

そして

エグゼクティブ』の言葉の定義をお伝えしてきました!

どうでしょう!

少し『経営者の条件』が読みやすくなりましたか♪

今日は『なすべきこと』という言葉のニュアンスを見ていきましょう。

難解だった『経営者の条件』がだんだん読みやすくなりますよー!

 

 

東堂先生による【ことば解説】「10.『なすべきこと』の定義」

ドラッカーは『経営者の条件』の中で、「誰もが知識労働者である」と説いています。

そして、成果をあげる知識労働者がエグゼクティブであり、成果をあげることがエグゼクティブの仕事である、と。

では引用です。

 

「第一章『成果をあげる能力は修得できる』を読んできていただけましたか。本全体を理解するうえでも、この本を読む理由を整理するうえでも、格好の内容になっています」

みな、一斉にページをめくる。

「いよいよ、今日から読書会形式に入ります。すでに気になったところ、好きなところ、わからないところ等々、心が感じたところに線を引いてきてもらっているかと思います。それをこうして車座になって、順番に発表し合うのです。正解なんてありません。どんなコメントでもいいんです。安心して、楽しんでやりましょう!」

東堂はそう言って笑いかけた。

「ではさっそく、発表してもらいましょう。どなたから始めますか」

青柳夏子の手がおずおずと挙がった。

「青柳です。よろしくお願いします。線を引いたところを読み上げますね」

 

成果をあげることがエグゼクティブの仕事である。成果をあげるということは物事をなすということである。(中略)エグゼクティブは常に、なすべきことをなすことを期待される。すなわち成果をあげることを期待される。(『経営者の条件』p18)

「私は、これまで自分のところに来た仕事のことしか考えていなかったんです。これからは会社全体を見て、この『なすべきこと』っていうのを意識してみようかな……って心が動いたので線を引きました」

東堂が夏子にうなずいてみせた。

「トップバッター、ありがとうございます。『なすべきことをなす』、これはとても重要なメッセージですので、みなさんも意識しておいてください。ただ自分のやりたいようにやるのとは大きく違います。

現代社会を生きる私たちは、いろいろな形で『組織』に属しています。その組織の成果から考えて、それに貢献する仕事をすることが『なすべきこと』なのです。そこにこそ、組織に属する個々人の社会的役割があるのです」

夏子は先日買ったお気に入りのノートに、熱心にメモを取っている。

「この本には『成果をあげる』というテーマが掲げられていますが、成果をあげるのは、いまこの組織において自分の『なすべきことをなす』ことからなのです」

(なすべきことをなす)夏子は、もう一度心の中で反芻する。

 

引用を終わります。

 

お気づきの方も多いかもしれませんが、前回の「エグゼクティブ」とほぼ同じシーンの引用です。

ですが、今週のほうが省略せずそのままの引用を載せています。

今週はこのシーンの「なすべきこと」に意識をフォーカスして読んでほしいのです。

「なすべきこと」って日本語として解釈が曖昧かもしれません。

個人個人にとって、そして瞬間瞬間において、

「なすべきこと」がコロコロ変わるという人もいるかもしれません。

ところがここでは明らかです。

組織の成果に貢献する行為がなすべきこと。

ということは「なすべきことをなす」のなら、

自分が属している組織の成果がなんであるかを知らなければ「なすべきことをなす」ことはできない。

よって、成果を意識せずやっている仕事は「なすべきことをなしていない」のです。

この構図、大事ですよ!

組織の成果と「なすべきこと」はセットなのですね!

 

ではでは!

次回もお楽しみに!

 

●皆さんはご自分の「強み」をご存知ですか?

自分の強みを知ることにご興味のある方は私の個人ブログとなりますがこちらの記事もご参照ください。

吉田麻子ブログ『asakoの7色LOVEPOWERDAYS』

※↓↓↓当たる!自分がわかる!とご好評をいただいております↓↓↓

「7色で強み診断!(お問い合わせ多数につき、まとめ記事アップしておきます)」

FavoriteLoadingお気に入りに追加
The following two tabs change content below.
吉田麻子
(株)カラーディア代表取締役、カラーセラピスト、パーソナルカラーリスト、カラーコンサルタント、ドラッカー読書会ファシリテーター、志喜彩塾塾長、作家、函館市西部地区にあるブックカフェirodoriオーナー。 ◎色彩検定1級、東商カラーコーディネーター検定ファッション色彩1級、東商カラーコーディネーター商品色彩1級、東商カラーコーディネーター環境色彩1級。 ◎「人は必ず輝く!」をテーマに、色彩やドラッカーなどの講演、講座、セミナー、執筆等の活動を実施。志を立て、身の回りのことに喜び、彩り豊かに生きる「志喜彩塾」を全国(札幌、青森、岩手、仙台、新潟、東京、浜松、名古屋、伊那、富山、大阪、神戸、福山、徳島、高知、下関、北九州、久留米、熊本)で実施するほか、なないろ塾、カラーセラピーやパーソナルカラー、ドラッカー読書会、カラーリストと読む源氏物語等の講座を実施している。オーナーである函館のブックカフェirodoriにて連日実施している「カラー占い」も好評。 ◎ 著書に『7色のすごいチカラ!』、『実践する色彩学』(ともにエイチエス)。 『人生を変えるドラッカー』(ダイヤモンド社)。◎ほぼ毎日発行のまぐまぐ有料メルマガ「吉田麻子のLOVEPOWERエッセイ」が好評。

コメント