著者が語る『人生を変えるドラッカー』を100倍生かす方法!読書会ファシリテーター東堂先生による【ことば解説】「12.『修練』の定義」


皆さんこんにちは!

今週も『人生を変えるドラッカー』の「言葉」解説をお送りいたします!

これまで

知識労働者

貢献

成果

強み

集中

廃棄

意思決定

読書会

エグゼクティブ

なすべきこと

セルフマネジメント

の言葉の定義をお伝えしてきました!

 

今回はさらっと読んでいると見逃しそうな大切な言葉「修練」についてお伝えします。

ドラッカーは成果をあげる能力の習得は「修練」によって得られるものであるとしています。

「修練」という言葉をどのようなニュアンスで使っているのでしょうか。

また今週も、『人生を変えるドラッカー』の引用部分を見ていきましょう!

 

 

 

東堂先生による【ことば解説】「12.『修練』の定義」

 

では引用です。

 

「さあ、終章『成果をあげる能力を修得せよ』をやりましょう。この章の原文は、“Effectiveness Must Be Learned”(成果をあげる能力は修得されなければならない)。第一章と対となっているタイトルでしたね。CanからMustへ――これだけでもドラッカー教授が何を書こうとしているかが伝わってきそうです。まず冒頭を引用しましょう」

 

 

【本書は二つの前提に立っていた。                            1)エグゼクティブの仕事は成果をあげることである。                   2)成果をあげる能力は修得できる。        『経営者の条件』(p218)】

 

「まず(1)です。ドラッカーは『エグゼクティブは成果をあげることに対して報酬を受ける』と言います。つまり、仕事とは目の前の作業をこなすことではなく、『成果をあげること』なのです。

そして(2)です。『成果をあげること』が仕事だということは、どんな人でも成果をあげられるようにならなければなりません。そのために必要なのが、この本で学んだ『成果をあげる能力』です。重要なのは『成果をあげる能力は修得できる』、つまり誰でも、修得できるということです」

堀川徹が先陣を切って発表を始めた。

「私は、ここに注目しました」

 

【本書は教科書ではない。その理由の一つは、成果をあげることは学ぶことはできるが教わることはできないからである。つまるところ成果をあげることは教科ではなく修練である。        『経営者の条件』(p218)】

 

 

「最初こそ、時間の記録なんてやっていられないと思っていましたが、書いてある通りに実践していくうちに、身についてきた気がします。まさに修練、です。まるでうちの事情を知っているみたいに正しく導いてくれて、何とか最近、軌道に乗ってきました」

カフェプレミアンは最近、メディアやSNSで話題になりつつあった。

東堂がにこやかにうなずいた。

「そうです。成果をあげる能力は修得できるのです。しかし、修得に至るまでには修練が必要です。九九のごとく、繰り返すことで身についていきます」

 

引用を終わります。

とても個人的なことかもしれませんが、この「修練」という言葉がドラッカーのセルフマネジメントのとても大切な部分だと思っています。

特に、実践するという段階において、この「修練」という概念がはっきりしているととてもスムーズです。

手元の原書を確認するとこの「本書は教科書ではない」のくだりは、

This is not a textbook,of cource–if only because effectiveness,while capable og being learned,surely cannot be taught.

Effectiveness is,after all,not a “subject”,but a self-discipline.

二行目。

成果をあげることは教科ではない、修練である。

どうやら修練という言葉、原書では、

self disciplineのようですね。

辞書を引くと「自制、自己鍛錬、修養、訓練、規律」というような言葉が並んでいます。

自分で日々鍛錬して身に着けていくものであるということかと思います。

※ちなみに同じ章にあるキルケゴールの「キリスト教の修練」は「Training in Christianity~」で、「修練」は「Training」のようですね。

ドラッカーのセルフマネジメントの5つの能力を「修練」によって自分のものとしていくとき、その「修練」という意味もしっかり理解しておくとよいのではないかと思います。

規律、自己鍛錬。

背筋がぴんと伸びて、糸のようにひとつの気持ちを真ん中にピンと張りたいような気持になります。

「すべては自分次第なのだ」

修練という言葉を調べていたらそんなことを思いました。

あなたにとって、ドラッカーのセルフマネジメントを学ぶ機会が、すばらしい修練の場でありますように。

ではでは!

次回もお楽しみに!

 

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吉田麻子
(株)カラーディア代表取締役、カラーセラピスト、パーソナルカラーリスト、カラーコンサルタント、ドラッカー読書会ファシリテーター、志喜彩塾塾長、作家、函館市西部地区にあるブックカフェirodoriオーナー。 ◎色彩検定1級、東商カラーコーディネーター検定ファッション色彩1級、東商カラーコーディネーター商品色彩1級、東商カラーコーディネーター環境色彩1級。 ◎「人は必ず輝く!」をテーマに、色彩やドラッカーなどの講演、講座、セミナー、執筆等の活動を実施。志を立て、身の回りのことに喜び、彩り豊かに生きる「志喜彩塾」を全国(札幌、青森、岩手、仙台、新潟、東京、浜松、名古屋、伊那、富山、大阪、神戸、福山、徳島、高知、下関、北九州、久留米、熊本)で実施するほか、なないろ塾、カラーセラピーやパーソナルカラー、ドラッカー読書会、カラーリストと読む源氏物語等の講座を実施している。オーナーである函館のブックカフェirodoriにて連日実施している「カラー占い」も好評。 ◎ 著書に『7色のすごいチカラ!』、『実践する色彩学』(ともにエイチエス)。 『人生を変えるドラッカー』(ダイヤモンド社)。◎ほぼ毎日発行のまぐまぐ有料メルマガ「吉田麻子のLOVEPOWERエッセイ」が好評。

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