著者が語る『人生を変えるドラッカー』を100倍生かす方法!読書会ファシリテーター東堂先生による【ことば解説】「16.『責任』の定義」


皆さんこんにちは!

今週も『人生を変えるドラッカー』の「言葉」解説をお送りいたします!

これまで

知識労働者

貢献

成果

強み

集中

廃棄

意思決定

読書会

エグゼクティブ

なすべきこと

セルフマネジメント

修練

知覚

セルフマネジメント2

記録

の言葉の定義をお伝えしてきました!

今回は『責任』です。

よろしくお願いします♪

 

 

東堂先生による【ことば解説】「16.『責任』の定義」

 

よく日本人は「責任を取ってやめます!」という事があります。

ところがドラッカーの著書の中で書かれている「責任」は、

会社をやめてしまっては果たすことができないかも!?

普段からよく使う「責任」という言葉、東堂先生はどのように解説してくれるでしょうか。

今回は『貢献に焦点を合わせる』の章の読書会シーンを引用しながら説明しましょう!

 

ー以下、引用ですー

「さて、今回は第3章『どのような貢献ができるか』ですね」

「みなさんは自分が属している組織の成果にどのような貢献ができますか」

 東堂の問いかけは深いところを突く。みなそれぞれに考え込んだ。

「貢献は原書では”contribute”と書かれています。与える、寄与する、貢献する、という意味です。組織の成果に対して、一メンバーである自分が何かを差し出しているようなイメージでしょうか。ここが食い違っていると、個人の動力と組織の成果が連動しなくなってしまいます。せっかく個々人が頑張っていても、空回りしてしまうかもしれません」

 杉並柊介は感じ入ることがあって、顔を上げた。

「どなたから発表しましょうか。杉並さん、どうですか」

「あ、はい」、柊介が姿勢を正して本を開いた。「僕はここです」

 

成果をあげるには、自らの果たすべき貢献を考えなければならない。手元の仕事から顔を上げ目標に目を向ける。組織の成果に影響を与える貢献は何かを問う。そして責任を中心に据える。
                                (『経営者の条件』p.78)

 

「僕ら広告営業は毎月、目標数字に追われています。みんな余裕がなくて、話しかけられてもパソコン画面を向いたまま答えたりしているんです。目の前の仕事しか見えていない、そんな状況でいいのかな、と。ただ、『組織の成果に影響を与える貢献』という箇所が引っかかって……そもそもうちの成果が何なのか、それすらもわからなくなってきました」

ー引用を終わりますー

このあと東堂は、柊介にドラッカーの「成果は外にある」という言葉を紹介し、組織の成果は組織の外に存在するものであり、その成果へ貢献をすることが大切であると解説していきます。

さらりと読み進めてしまいそうな部分ですが、よく見ると最後に重要な語句が書かれているんです。

そして責任を中心に据える。
                         

ここでいう、『責任』とはどのようなものなのかを東堂先生に解説してもらいましょう!

 

「さて、組織の成果に貢献するには、組織の成果が何であるかを知ることがまずはとても重要ですね。『貢献』というのは、差し出す・寄与する、という意味のcontributeから来ていますから、ご自身が組織の成果に対して向き合うスタンスをあらわしているといえます。

そのときこの最後の言葉の理解が大切になってくるのです。

そして責任を中心に据える。

これは原書では、His stress is on responsibility.となっています。

responsibility。これが『責任』です。

リスポンシビリティとは、response からなる言葉です。

response とは、「メールを送ったけれどレスポンスがない」とか言いますが、

反応とか反響という意味のresponse に、bilityがついていますので「応答可能性」という意味の言葉となります。

responsibilityが意味する「責任」は、組織が個々人に求める貢献に対してその個人が応答して果たしていること、というニュアンスで捉えることができるでしょう。

なので、「責任をとってやめます」では、応答して貢献を果たしていることになりませんね。

自分が組織の成果に対してなすべきことに仕事で応答していくことを「責任」と捉えて読んでみると、貢献の章の意味がぐっと明瞭になるのではないかと思います。ぜひ意識してみていただきたい言葉です!

 

ということで今回もブログ読者の皆さん向けに、特別に東堂先生に語っていただきました☆

今後も「東堂先生が言うであろうちょっとした一言」をお伝えしていきましょう!

ではでは!

次回もお楽しみに!

 

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吉田麻子
(株)カラーディア代表取締役、カラーセラピスト、パーソナルカラーリスト、カラーコンサルタント、ドラッカー読書会ファシリテーター、志喜彩塾塾長、作家、函館市西部地区にあるブックカフェirodoriオーナー。 ◎色彩検定1級、東商カラーコーディネーター検定ファッション色彩1級、東商カラーコーディネーター商品色彩1級、東商カラーコーディネーター環境色彩1級。 ◎「人は必ず輝く!」をテーマに、色彩やドラッカーなどの講演、講座、セミナー、執筆等の活動を実施。志を立て、身の回りのことに喜び、彩り豊かに生きる「志喜彩塾」を全国(札幌、青森、岩手、仙台、新潟、東京、浜松、名古屋、伊那、富山、大阪、神戸、福山、徳島、高知、下関、北九州、久留米、熊本)で実施するほか、なないろ塾、カラーセラピーやパーソナルカラー、ドラッカー読書会、カラーリストと読む源氏物語等の講座を実施している。オーナーである函館のブックカフェirodoriにて連日実施している「カラー占い」も好評。 ◎ 著書に『7色のすごいチカラ!』、『実践する色彩学』(ともにエイチエス)。 『人生を変えるドラッカー』(ダイヤモンド社)。◎ほぼ毎日発行のまぐまぐ有料メルマガ「吉田麻子のLOVEPOWERエッセイ」が好評。

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