Help me Peter ! こんなときどうするの?「とめさん流ドラッカーの学び方」セルフマネジメントの極意(第8話)ドラッカー・ワークショップ ツアー(後編)


「とめさん流ドラッカーの学び方」(第8話)ドラッカー・ワークショップ ツアー(後編)

皆さん!こんにちは!

みんなの“心のプリンス”を目指す“とめさん”こと五月女(さおとめ)です!

『実践するマネジメント読書会®️』読書会ファシリテーターとしてドラッカーマネジメントを学び、57歳にして第二の人生をワクワク生きるために日々チャレンジをつづけている会社員です。

前回のつづき「ドラッカー・ワークショップ ツアー」参加レポート(後編)です!

(前編のあらすじ)

アメリカ・クレアモント・ドラッカースクールでドラッカーマネジメントを学ぶ方たちに、自分が描いた「絵で見るドラッカー」を見てもらいたい…ドラッカーマネジメントに出逢って8年。33年間勤た会社を早期退職。これまで学んだことを「絵」という形にし、持参して望むドラッカーツアー。

新しい出発にふさわしい旅にしよう!

空港バスの中でそう思いながら、羽田空港へ向かいました。その想いは届くのか?

前編はこちらから!

そこはカリフォルニア(Day1)

今回のツアーには、英語スクールのクラス仲間で、ドラッカーを学ばれている方が参加されることになり、とても心強い。私は英語の不安がかくせません。頼りになる人がいてよかった!

羽田からロサンゼルス空港まで、約11時間のフライト。日本との時差は17時間あります。私は、アウトドアの旅や、全国のドラッカー読書会へ行く時も高速バスを使って移動することに慣れてるので、11時はあまり気になりませんでした。隣席に座られたアメリカのおばちゃんも親切だし、機内食も美味しい…好きですアメリカ(笑)

ロサンゼルス空港に到着。ここではじめて今回のドラッカー・ワークショップ ツアーに参加される皆さんとお逢いできました。これから5日間よろしくお願い致します!

ロサンゼル空港からレンタカーでクレアモントへ!

ロサンゼルス空港からクレアモントまでは約2時間。レンタカーを借り、3台に分かれてクレアモントへ向かいます。しばらく走るとフリーウェイは渋滞がはじまっていました。朝はダウンタウンに向かって6〜10時・夕方はその逆が15〜19時で、それぞれ大渋滞となります。ダウンタウの時間に合わせて働く方が多いので、朝6時間から働いている人は15時には自宅へ向かうのです。ロサンゼルスは一人一台という車社会。自動車メーカであるGMや、フォードが鉄道を買収して車社会を築きあげたそうです。こんな話を、ツアーリーダが車を運転しながらガイドしてくれるのでとてもありがたい。勉強になります。それにしても、車、車、車…すごい車の量です…

今回、宿泊でお世話になるダブルツリーホテルは、ドラッカースクールの直ぐそばにあり、アメリカ初日は、ホテルのチェックインと夕食会まで。今回のツアーでご一緒させてもらう方々と懇親を深めます。ドラッカーマネジメントを学ぶ方々なので、ドラッカーに関する共通言語が共有されていて、直ぐに打ち解けてしまいました。

レストランに入る前、目の前に現れたサンセットがとても印象的でした。

「ついに来たぞアメリカ!これがカリフォルニアのサンセットだ…」

夢中で写真を撮りながら、頭の中であの名曲「ホテルカリフォルニア」が流れていました。

ドラッカースクール(Day2)

「朝食はオムレツがお奨めですよ!」

前回もツアーに参加された読書会ファシリテーターの先輩から教えて頂き、朝はとびきり美味しい「オムレツ」からスタート!

ドラッカースクール(ピーター・F・ドラッカー伊藤雅俊経営大学院)へ向かいます。

スクール内のミーティングルームに案内され、ウエルカムセッションで自己紹介の後、ドラッカースクールの特徴や、クレアモント市についてお話しを伺いました。現在は、5人の日本人の方がここで学んでいるそうです。

午前中は、ドラッカースクールのそばにあるレストランで、元秘書のセレステさんとのランチ会。スクールからレストランまでゆっくり歩きながら、「素顔のドラッカー 教授」のお話をしてくれました。子供のように大好きな「クリスピー・クリームドーナツ」を頬ばるドラッカー教授のお話や、なぜ?クレアモントという街を選んだのか?をお話しして下さいました。

ランチ会でセレステさんに、持参した「絵で見るドラッカー」をお渡ししたいとお願いしたところ、喜んで受け取ってくれました。「ドラッカー教授の文脈は一回読んだだけではわかりにくい所があるので、この絵を読書会のフィードバックツールとして使うと効果的だ」とアドバイスまで頂き感激です。

ドラッカー教授とこんなに近い方らアドバイスを頂けるなんて…とても光栄でありがたいことです。

「授業には必ず倫理を入れなさい」

常に教授は、こう言っていたそうです。

ドラッカー教授は、倫理にとても重点を置いていたとセレステさんに教えて頂きました。ドラッカー教授の偉大さは書籍などで残した知識は有名であるが、もっとも偉大なのは「倫理に基づいたドラッカー自身の人柄である」ということを痛感します。

「ドラッカー教授がこの街、クレアモントを選んだ理由がここにくればわかる。クレアモントに来て、それを感じて欲しい…」と、セレステさんが語ってくれたことばが、いつまでも心に響いていました。

DRUCKER WORKSHOP @Claremont Graduate University

ランチの後は、今朝、案内して頂いたミーティングルームで3つのデスカッションがありました。

ランチで食べた「アボガド・クラブサンド」がとても美味しかった…けど、すごいヴォリューム…(笑)

最初のディスカッションは、リー先生の「リーダーシップについて」。

リー先生からディスカッションに入る前に、リーダーとして「ハイパフォーマンスに必要なの2つの条件は?」と各自が自分に問います。私は、

①価値観の共有

②信頼関係

と書きかました。リー先生のリーダーシップについての定義やピクサーの事例など色々なお話を聞いて「ハッピーなトークは誰でもできる。素直に言える空気をどのように創るか」が、いかに重要であるかを学びました。ディスカッショの後、「もう一度、デスカッション前と同じ問いに答えてみて下さい…とリー先生から言われて書いてみました。

①相手の話を全て受け入れる

②成果にフォーカスする

リーダーシップに対する私の意識は変化したのでしょうか?

スーパースターが言われて嬉しい言葉は、「あなたがいるからいい仕事ができた」と言われることだそうです。「人を成長させたいか?」を改めて意識してみます。

ディスカッション2つ目は、ドラッカースクールで学ぶ日本人の方々とのディスカッション。

現在、5人の方々が日本からクレアモントへ来て、ここで学んでいるそうです。大企業から来ている方が3名、ご自身が事業を経営している方が2名、2年間ドラッカースクールで学び、MBAを取得します。

私たちは「地図とコンパスを手に入れた」と語ってくれました。

「個人のミッションと組織のミッションについて、どのように考えているか?」

私は5人に質問してみました。それは『経営者の条件』の終章に出てくる「個人と組織の2つのニーズをHarmonize する 」というフレーズが気になっていたからでした。

5人の方々は、組織から費用と機会をもらって学んでいるので「組織のミッションを果たすことが私のミッションだ」と答えてくれました。組織を代表して学ぶ姿勢と真摯さに驚かされるばかりです。

本日ラスト、3つ目のディスカッションは、サテ教授とのディスカッション。

ドラッカー教授が生涯現役であり続けるために、右腕となってスクールのことを支えてきたサテ教授。このディスカッションでも、素顔のドラッカー 教授の側面を教えて頂きました。

サティ教授にも「絵で見るドラッカー」を受け取って欲しいとお願いしたところ、快く受け取って頂き、

「私の授業で使ってもよいか?」

と、身に余る言葉を頂きました。

「もちろんです。ありがとうございます。」

信じられない幸運と感動が、心に満ちていくのがわかりました。

ドラッカー・インスティテュート(Day3)

3日目の朝は少し興奮していました。

あの「ドラッカーハウス」を見学できる機会を頂いたのです。現在は一般に公開されておらず、ごく限られた条件での機会。ドラッカー教授がクレアモントという街を選び、ドラッカースクールで授業をしながら、膨大な著作の3分の2を書いた場所をこの目で見れるのです。信じられません…

ドラッカーハウスでは、ドラッカーインスティテュートの方が丁寧に教えてくださいました。

ドラッカーハウスは、とてもシンプルでコンパクト。無駄なものは一切なくとても機能的なことに驚かされました。

壁一面の書棚には、様々な分野の書籍が並び、一番奥には書斎がありました。

ドラッカー教授は、緊張して訪問した若手企業家に「プールで泳がないか?」と言って、フレンドリーに接して緊張を解していたと教えて頂きました。

岩崎夏海先生の『もし高校野球の女子マネジャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』が飾られているのがとても印象的でした。

DRUCKER WORKSHOP @DRUCKER INSTITUTE

ドラッカーハウスからドラッカーインスティテュートへ。

ここではドラッカースクールに通う学生さん達の窓口や、ドラッカー教授の著作権関連の管理をしてます。

ツアーリーダの方を通して「絵で見るドラッカー」を受け取って欲しいとお願いしたところ、

「これは課金しますか?」

と質問され、少し考えて「課金しない」と答えました。ドラッカースクールで学ぶ方に、少しでも活用して頂ければ、こんなにありがたいことはないと思ったからです。

昨日ディスカッションに参加してくれた日本の学生の方が、フロアにいらしたので、「活用して欲しい」とお渡ししたところ、「この本は非常に大変助かります!」と言って頂けて、今までの苦労が報われた気がしました。

DRUCKER WORKSHOP @Claremont Graduate University②

午後は、ランチを取りながら山脇教授のカンファレンスと、ジーン・リップマンブルーメン教授とのオンラインミーティング。

山脇教授のカンファレンスでは、「既に起こった未来」は現場で起こっている。自ら足を運んでその変化を見ることが最も大切だと教えて頂きました。教授も自ら足を運び、変化を肌で感じることを実践され、実践から感じた変化を色々と語ってくれました。

その中で、日本を代表するアーティスト「ONE OK ROCK」のライブコンサートに行き、ヨーロッパ人、アメリカ人が日本語の歌詞を歌い、会場にいる全員が合唱しているのを目の当たりにして、若者の変化を感じているとおっしゃっていたのが印象的でした。

3日目のラストはブルーメン教授のオンラインミーティング。ブルーメン教授はリーダシップ、マネジメント、公共政策、危機管理などが専門で、大統領政府対策スタッフを経験された世界的に有名な方です。

質の高い講義を提供したいというドラッカー教授の熱い想いから「ドラッカースクールで教えて欲しい」と何度も直接スカウトを受けて、クレアモントで教えているとおっしゃっていました。

オンラインミーティングの内容はとても深く、日本に戻って『最強集団「ホットグループ」奇跡の法則』というブルーメン教授の本を購入しました。この書籍から、成果をあげる「燃える集団」の育て方を学びます。

予想外のスペシャルな時間

夕食はパサディナにある大人気レストラン「大沢」。日本食が恋しくなる頃…という配慮がとてもうれしいのです。

なんとこの席に、ドラッカー スクールの教授であるジュレミー・ハンター教授が同席してくださるのです。

教授は『ドラッカー・スクールのセルフマネジメント教室』という著作を世に生み出したばかりの多忙な方。

「自分をマネジメントできなければ、人をマネジメントすることはできない」というドラッカー教授の思想ベースに、自分自身を発展させるプログラム開発し、自ら指導にあたっています。

色々なお話を聴かせて頂きました。とても興味深い内容なので、日本に戻ってから著作も購入しました。

ホテルに戻ってからも、参加者の皆さんと部屋で色々と語り合いの時間。とてもスペシャルな夜になりました。

LA・ビーチ観光(Day4)

明日は帰国。早朝からロサンゼルス空港へ向かうため今日は実質上の最終日です。

この日は「卒業生イベントコース」と「LA・ビーチ観光コース」のふた手に分かれて行動します。

私は迷わず観光コース…(笑)

観光客ではなく、地元の方々が多く訪れるという「レドンド・ビーチ」。とても素敵なビーチです。

アメリカに来た記念に何か欲しい…

ショップを色々と紹介して頂き、「ROUTE66」のバスタオルと、レドンド・ビーチロゴ&カリフォルニア州の旗ロゴ(クマ)が入ったサーフボード型置物を購入。えっ?これってめっちゃ観光客?(笑)

せっかくだから…とビーチに降りて、ビーチの波ぎわを歩いているとランニングしている女性が、

「ほら!あそこを見て!」

と水平線を指して語りかけ、走り抜けて行きました。

「???」

後で伺ったところ、このビーチには「イルカ」が直ぐそこに見える距離で泳いでいるそうです。ランニングの女性はイルカの存在を教えてくれていたのです。気づかなくてすみませんっ!

海が見えるレストランでのランチ、巨大ショッピングモール、そして夕食はBBQと、最終日はカリフォルニアを満喫。感謝、感謝、感謝です。

ロサンゼルス空港へ(Day5)

ホテルのロビーに早朝6集合。クレアモントからロサンゼルス空港へ向かいます。

タイトなスケジュールなのですが、粋なはからいで、空港へ向かう途中、「ハリウッド・サイン」が見えるスポットと、名曲「ホテルカリフォルニア」のモデルとなったホテルへ!

車内には「ホテルカリフォルニア」が流れています!…もうワクワクが止まりませんでした。

興奮が止まぬ中、ロサンゼル空港から日本へ約11時間のフライト。機内ではアメリカを感じていたくて、ずっと「フレンズ」シーズン2を見ていたら、あっという間に羽田に到着…(笑)

なんだか名残おしくて、羽田国際空港で反省会と称して、読書会ファシリテータの先輩、英語スクールメイトの3人でお茶タイムで、ツアーのフィードバックミーティング。ずっとアメリカを感じていたい気分でした。

貴重な体験を通して感じた想い…

新しい出発にふさわしい旅にしよう!

そう心に決めてのぞんだ今回のドラッカー・ワークショップ ツアー。

やっとの想いで完成した「絵で見るドラッカー」を無事、アメリカへ届けることができました。

もし、ドラッカーマネジメントに出逢っていなかったら…早期退職という意思決定も、アメリカへの機会もなかったかも知れません。私の人生中で大きな軸となったドラッカーマネジメントとの出逢い。

今回のツアーを体験して感じるのは、ドラッカー教授の側近にいた方々がドラッカ教授のマインドを受け継ぎ、倫理に基づいた「真摯さ」を行動に変え、実践していることです。参加者のために、ここまでやってくれるのか?と何度も想い感謝しました。

そして、クレアモントという街をドラッカー教授がこよなく愛している理由が、クレアモントに行ってわかりました。

「クレアモントに来て、それを感じて欲しい…」と、セレステさんが語ってくれたことばが、何度も何度も心に響いていました。

また行きたい…アメリカ…。

いや!行きます!

と決意し、改めて己のミッションにコミットしました。

出逢う全ての人とハーモナイズする。

「 My Mission is Harmonize ! 」

貴重な体験をありがとうございました。この機会を第二の人生に生かします!

今回のツアーに関する情報

DoubleTree by Hilton Hotel Claremont

Claremont Graduate University

ドラッカー・スクールのセルフマネジメント教室

とめさん流「笑顔をつくる7つ道具」

実践するマネジメント読書会

ソフィー・ジ・アカデミー

関連書籍

『The Five Most Important Questions』

『経営者に贈る5つの質問』

『経営者の条件』

『The Effective Executive 』

とめさん「Dラボ記事」

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五月女 圭司

『人生を変えるドラッカー』を読んで「人生は変えられるよ!」と、神さまの声が聞こえ、ドラッカー教授の「ことば」を師匠として日々チャレンジを続けています。私のミッションは「人」と「音楽」と「ドラッカー」をつなぐこと。 “ My mission is Harmonize “ みんなが心から笑顔でいられるために、出逢った全ての人とハーモナイズしていきます。 【何によって覚えられたいか?】 「いつも笑顔でチャレンジしている人」と覚えられたい!

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