著者が語る『人生を変えるドラッカー』を100倍生かす方法!読書会ファシリテーター東堂先生による【ことば解説】「30.『実践』の定義」


皆さんこんにちは!

今週も『人生を変えるドラッカー』の「言葉」解説をお送りいたします!

これまで

知識労働者

貢献

成果

強み

集中

廃棄

意思決定

読書会

エグゼクティブ

なすべきこと

セルフマネジメント

修練

知覚

セルフマネジメント2

記録

責任

動機づけ

位置と役割

卓越性

成長

塊の時間

成果その2(三つの領域)

優先と劣後

強みと弱み

フィードバック分析

自己開発

一般的な問題と例外的な問題

意見の不一致

真摯さ

 

の言葉の定義をお伝えしてきました!

もう29個もの言葉について説明をさせていただきました。

まだまだいくらでもできそうな気がしますが、

新しい企画にもチャレンジしていきたい気持ちもあり、

定義シリーズは今回で終了いたします。

最後の言葉は何にしようかなーと思いましたが、

『実践』にしたいと思います。

よろしくお願いします♪

 

 

東堂先生による【ことば解説】「30.『実践』の定義」

 

今回は『ジンドラ』からの引用ではなく、書き下ろしです。

『ジンドラ』の続編だと思ってお楽しみください♪

 

パソコンの前でビールを飲むなんて初めてかもしれない、と杉並柊介は思っていた。

かつてのドラッカー読書会のメンバーで集まろう、という話はたびたびあったが、お互いの多忙な生活のためになかなか実現できないうちに世の中はコロナ禍によって外出自粛が求められるようになっていた。

そこで動画通信アプリによって会合をしようということになり、一回目の実施をしてみたが、ネット上での再会はとても盛り上がり、早くも二回目の今日は週末の夜にスケジューリングをして、それぞれパソコンの前でお酒でも飲みながらネット上の懇親会をやってみようという試みだった。

自宅のパソコンデスクにビールを持って座った柊介は、いつもよりも少しはしゃいでいた。

「いやあ、先週に引き続き、よろしくお願いしまーす! 僕はビールを飲みながら参加させてもらいますね」

カフェプレミアンの二階でパソコンを広げている堀川徹は、画面に向かってワイングラスを掲げた。

「こちらは赤ワインですよ~」

自宅からココア片手に参戦している青柳夏子も笑顔になった。

「私はお酒じゃないですけれど、ココアとクッキーで参加しまーす」

「皆さん、おいしそうですね! 私はホットコーヒーです」、リザルト学習塾から参加の東堂久志は今日も明るい笑顔だった。

「さて、今日も何かご質問があればお願いします」

東堂がいうと、夏子が手をあげた。

「東堂先生がいつも解説に使っていらっしゃる、佐藤等先生の『実践するドラッカーシリーズ』、私も揃えてちょこちょこと読んでいます。『実践する』っていう言葉が好きで・・・。『実践』って、大事ですよね。読書会、面白かったけれど、実践せずにただ読んだだけではあんなふうに人生が変わらなかったなって思うんです」

青柳夏子は読書会に来る前は終業時間を待ちわびる指示待ちOLだったが、ドラッカーの言葉を積極的に実践し、倒産の危機にあえいでいたポテンシャルで社長の北原の右腕となって奮闘した。今や北原社長の相談相手のような存在であり、後輩たちからも慕われている。

「『実践』という言葉について、そういえばあまり話していませんでしたね。大事すぎて、基本的すぎて、説明が足りなかったかもしれません。今日質問してくれてよかった!」

東堂はそう言ってにっこり笑った。

「ドラッカー教授は、『言葉は道具である』といっているんです。道具ですから、ただ知っているだけではなく使いこなしてこそ、というわけです。

『実践するドラッカー』はそのコンセプトによりドラッカー教授の言葉が編まれています。編著者の佐藤等先生の他の著書である『ドラッカーを読んだら会社が変わった』のまえがき『言葉は道具』にはこんな文章があるんですよ」

 

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言葉を道具として使おう。

私はこの本を通じて伝えたいことは、突き詰めればたったこれだけのことです。

ドラッカー教授が残した文章の中から、今の自分に最も必要なワンフレーズを見つけ出し、その一言を徹底的に実践する。

これこそ、その著作の最も正しい使い方だと思います。

ドラッカー教授は、

「マネジメントとは実践である。その本質は知ることではなく、行うことにある』(『マネジメント(上)』)

といいます。

つまりマネジメントは「理解」の対象ではなく、「実践」の対象だということです。

道具として使うためのものです。

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「皆さんは、これを聞いてどんなことを感じますか?

さらに、ドラッカー教授の有名な言葉に以下のようなものもありますので合わせて紹介しましょう」

 

「情報はマネジャーの道具である。その情報は話し言葉であり、書き言葉であり、数字である」『現代の経営』

「知識は、本の中にはない。本の中にあるものは情報である。知識とはそれらの情報を仕事や成果に結びつける能力である」『創造する経営者』

 

「これらのドラッカーの言葉を読んで、どんなことを感じますか?皆さん」

堀川徹が赤ワインを一口飲むと唸った。

「ううむ。情報を、知識にするには・・・」

杉並柊介がビールをぐびっとあおってから言った。

「そうそう! 本を読んでるだけじゃダメなんだ!」

青柳夏子がココアを両手で持ってつぶやいた。

「知ってるだけじゃなくて、道具だから、使わなくちゃ・・・」

この三人の連携プレーに、東堂先生は思わず声をあげて笑った。

「皆さん、相変わらずの反応ですばらしいです!」

「本を読んでるだけじゃ意味がないんだよな」

「そうね!道具として使って」

「実践して!」

「知識となっていくんだ!」

「我々知識労働者はそれこそを使うんだ!」

「かんぱーい!」

パソコンの前で各々盛り上がるお互いを見ながら、さらに夜は深い会話によって更けていくのでした。

 

はい!書き下ろしでした♪

今週も東堂先生ありがとうございます!

ここまで全30回、『人生を変えるドラッカー』に出てくる関連の「ことば」を掘り下げてみました。

掘り下げるにあたり、「もしもドラッカー読書会のファシリテーター東堂先生ならどのように説明するだろう」と設定して、書いてみました。

東堂先生、全30回の説明ありがとうございました!

 

さて、このシリーズは次回から新たな企画を考えております。

数週間お休みをいただいたあと、違う切り口での投稿をしていきたいと思います。

引き続き今後ともどうぞよろしくお願いいたします!

ありがとうございました!

 

 

 

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吉田麻子
(株)カラーディア代表取締役、カラーセラピスト、パーソナルカラーリスト、カラーコンサルタント、ドラッカー読書会ファシリテーター、志喜彩塾塾長、作家、函館市西部地区にあるブックカフェirodoriオーナー。 ◎色彩検定1級、東商カラーコーディネーター検定ファッション色彩1級、東商カラーコーディネーター商品色彩1級、東商カラーコーディネーター環境色彩1級。 ◎「人は必ず輝く!」をテーマに、色彩やドラッカーなどの講演、講座、セミナー、執筆等の活動を実施。志を立て、身の回りのことに喜び、彩り豊かに生きる「志喜彩塾」を全国(札幌、青森、岩手、仙台、新潟、東京、浜松、名古屋、伊那、富山、大阪、神戸、福山、徳島、高知、下関、北九州、久留米、熊本)で実施するほか、なないろ塾、カラーセラピーやパーソナルカラー、ドラッカー読書会、カラーリストと読む源氏物語等の講座を実施している。オーナーである函館のブックカフェirodoriにて連日実施している「カラー占い」も好評。 ◎ 著書に『7色のすごいチカラ!』、『実践する色彩学』(ともにエイチエス)。 『人生を変えるドラッカー』(ダイヤモンド社)。◎ほぼ毎日発行のまぐまぐ有料メルマガ「吉田麻子のLOVEPOWERエッセイ」が好評。

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