「ビジネス塾オンライン」2021年2月講座は『キリンビール高知支店の奇跡』の著者・田村潤さん登場!


「ビジネス塾オンライン」2021年2月の講座はビッグタイトル。【対談講座】として、キリンビール高知支店の奇跡×実践するドラッカー、『経営理念の効果的活用法~理念の確立と共有、そして戦略』です。講師は田村潤さん(元キリンビール株式会社代表取締役副社長)と、佐藤等さん(アウル税理士法人代表/公認会計士・税理士、ドラッカー学会理事)。お二人の著者から、経営の要諦を聞くことができます。

ビジネス書で25万部という異例のベストセラーとなった『キリンビール高知支店の奇跡』(講談社+α新書)の著者・田村潤さんが、佐藤塾長との対談という形で2か月連続登場します。第1回目(2月22日)のテーマは、「経営理念の効果的活用法」。普段、実践するドラッカー講座などで、「あなたの会社では、経営理念は有効に使われていますか?」という問いかけをすると「経営理念が有効に使われるってどういうことですか?そもそも、どうやって使うものなのですか?」と聞き返されることが多々あります。「なんとなくの以心伝心」ができなくなったリモートワーク・テレワークの時代に、生き生きと働いて成果をあげる組織風土をつくるには、いまこそ経営理念に基づく「方向づけのマネジメント」が必要とされています。あなたの会社でも“奇跡”を起こすために、ぜひこの機会に一緒に学んでみませんか。

ゲスト講師の田村さんの著書は2018年に発行された『負けグセ社員たちを「戦う集団」に変えるたった1つの方法』(勝見明構成、PHP研究所)。この第1章は「理念があるから飯が食える〜『指示の奴隷』からいかに脱するか」です。その中から重要なポイントをいくつか抜き出してみます。

・理念が明確になり、それが職場に浸透してくれば、新たな基準が生まれ、自分たちの向かう方向がはっきりします。

・高知支店が見出した理念は「高知の人たちにおいしいキリンビールを飲んでもらい、喜んでもらい、明日への糧にしてもらうこと」でした。その実現のためのあるべき姿とは、「どの店に行ってもいちばん目立つ場所にキリンビールが置いてあり、欲しいときに飲んでいただける状態を営業がつくる」ことでした。

・わたしたちは誰のために仕事をするのか。わたしたちが提供する価値は何か。

・本社は全国の支店に向けて「料飲店や酒販店を1ケ月に200件回る」という目標を課します。結果は残念ながら成果に結びついたケースはあまりありませんでした。高知支店では成功した活動が、ほかの支店に横展開しなかった理由はどこにあるのでしょうか。店舗を1件でも多く回るという行動は「高知の人たちにおいしいキリンビールを飲んで喜んでいただく」という理念に裏づけされたものだったからです。

・どうしたらリアリティの伴った理念を生み出せるのか。振り返ると次の3つが大事だったと思います。
1)現場で動きながら考え続ける
2)自らの会社の歴史や伝統を知る
3)「木と森」の両方を見る

・あるべき姿と現実のあいだには、いまはとてつもなく大きなギャップがある。そのギャップを自分たちの力で埋める。最下位の高知でそれができれば、キリン全社でも成功する。この基本活動をひたすら繰り返していくうちに、お客さまや市場への理解が深まることになり、施策のレベルが上がり、得意先との関係も深まる。このように「実行力」が高まっていったのです。

・わたしも、社員たちも「心の置き場」が変わったのです。心の置き場が変わると、目の前の世界がすべて変わります。仕事における主体が本社や上司から、お客さまに変わる。本社の視点でお客さまを見るのではなく、お客さまの視点から本社をみるようになります。「上司を見るな、ビジョンを見ろ」が合言葉になっていました。

本講座の対談では、著者の田村さんご自身からこうした理念を使った組織運営のやり方が披露されます。このエッセンスを持ち帰って、自分たちの組織に活かすことができる絶好の機会。ご参加ください。

申し込み、問い合わせ
ナレッジプラザ公式サイト

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花岡 俊吾
取材記者/エディター   1965(昭和40)年、北海道恵庭市生まれ。高崎経済大学卒業、(株)ピーアールセンターにて広告・マーケティング業務に従事。2007年独立、人口減少の道内経済に貢献すべく、地域の新しい情報の発信をライフワークにする。一眼レフを片手に、年間100日以上をアウトドアフィールドや道の駅・キャンプ場を取材。新聞記事連載やWEBコンテンツ制作がメインの仕事。P.F.ドラッカーの読書会、札幌ビジネス塾に10年以上通い、上田惇生先生のサイン入り『経営者の条件』は家宝。著書に『アウトドア&感動体験ガイド北海道』『北海道キャンプ場&コテージガイド』『北海道道の駅ガイド』(共に北海道新聞社)。休日はマラソンと登山に勤しむ。

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