ドラッカーの本を読みあう「実践するマネジメント読書会」に、初めて参加する人向けの体験会「初めての読書会」とはどんな内容なのか?


P.F.ドラッカーの本を数名で読みあって、自分自身のマネジメントや組織のマネジメントに活かそうという勉強会が「実践するマネジメント読書会」だ。でも、読書会っていったいどんなやり方なのだろうか。ドラッカーの本をきちんと読んだこともないのに、参加してもいいのか。ほかの参加者についていけるのか。はたして迷惑をかけないだろうか…。そんな心配の声に応えた読書会の体験会が「初めての読書会」だ。月に1回程度開催され、全国どこからでも参加ができるよう、「zoom(ズーム)」を使ったオンライン開催になっている。この「初めての読書会」とは、いったいどのような会なのか。いきなり参加する前に、事前予習といった意味合いで、そのようすをレポートしよう。


定刻の数分前に、事前に送られてきたURLにアクセスする。するとzoomのスタンバイ画面になる。事務局側が招待してくれると参加画面に切り替わる。冒頭、30分ほどは全体概要を説明するオリエンテーションの時間だ。主催者であるナレッジプラザの清水祥行(しみず・よしゆき)さんが、パワーポイントの資料を見せながら説明してくれる。その内容・トピックはおおよそ次のとおり。
・ナレッジプラザとは
・読書会とは
・なぜドラッカーなのか
・マネジメントの体系について
・セルフマネジメントから学び始める理由
・ドラッカーの使い方
・実践するドラッカー読書会の特徴
・読書会の進め方


その後は、読書会の体験タイム。実際にどんな感じなのか、その雰囲気やレベル感を体感することができる。この日の進行役・ファシリテーターは大庭純一(おおば・じゅんいち)さん。お茶処・静岡県から参加している。体験会ではドラッカー名著集1の『経営者の条件』(ダイヤモンド社/1,980円)を使用する。本は事前に買っておき、その「序章」である「成果をあげるには」という14ページ分だけは読んでおきたい。

 


参加者は、その序章から、気になった部分や、大切だと思った部分に線を引いたりふせんを貼った部分(数行分やフレーズでも可)を読み上げる。その後、なぜ気になったのかという理由や、学びのポイントをコメント・発表する。「自分はダメダメだった」ということであったり、「できていなかった」という反省の弁でもいい。

「この章の2ページ、いちばん最後の部分。『私は』ではなく『われわれは』を考えるという部分に線を引きました」という参加者。チームで取り組む際に大切な作法だと感じたとして、ご自身の体験を織りまぜて話していた。

参加者の発言時間は1人だいたい3〜5分。ファシリテーター役がコメントや解説・意味合いなどをはさんで進行していく。同じ本を読んでいても、業種や立場が違うと、まったく違った部分に線を引いて読んでいることに驚く。同時に、自分はスルーしていたところに、他人の発言を通じた新たな学びに気がつく。ドラッカー読書会の不思議なところだ。

この「初めての読書会」体験はもちろん無料だ。ぜひ1度参加してみて、主催者が「漢方薬」と称する、じわじわと効く学びを味わってみてほしい。そして全10回の「ベーシックコース」に参加してみよう。日程などは、下記のリンク先にある。

ナレッジプラザ「初めての読書会」

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花岡 俊吾
取材記者/エディター   1965(昭和40)年、北海道恵庭市生まれ。高崎経済大学卒業、(株)ピーアールセンターにて広告・マーケティング業務に従事。2007年独立、人口減少の道内経済に貢献すべく、地域の新しい情報の発信をライフワークにする。一眼レフを片手に、年間100日以上をアウトドアフィールドや道の駅・キャンプ場を取材。新聞記事連載やWEBコンテンツ制作がメインの仕事。P.F.ドラッカーの読書会、札幌ビジネス塾に10年以上通い、上田惇生先生のサイン入り『経営者の条件』は家宝。著書に『アウトドア&感動体験ガイド北海道』『北海道キャンプ場&コテージガイド』『北海道道の駅ガイド』(共に北海道新聞社)。休日はマラソンと登山に勤しむ。

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