苦手な人が読書習慣を身につける方法は?効果・メリット・継続するコツを一挙解説。

苦手な人が読書習慣を身につける方法は?効果・メリット・継続するコツを一挙解説。

社会人になると、読書をする人としない人がハッキリ分かれてくる。よく観察すると、仕事で成果を挙げる人の多くが、実は読書習慣を身につけていることが多い。

「読書習慣のある人は、もともと本を読むのが得意だからでは?」という疑問が浮かぶかもしれないが、そうではない。

むしろ、「もともと得意ではなかったが、あるきっかけで本を読むようになり、読書習慣の大切さがわかり、自然と身についた」というケースが社会人ではよくあるのだ。

この記事では、全国で読書会を主催する「Dラボ」が、読書習慣の効果やメリットを解説するとともに、本が苦手な人でも読書習慣をスマートに身につけ、自己成長につながるアドバイスをする。この記事を読めば、

  • 読書習慣は最高の自己投資
  • 「15分読書」の継続で習慣化できる
  • 本を読み切る必要はない
  • まずは好きな人のエッセイを読むと継続しやすい

を理解でき、読書に対する苦手意識がなくなり、一流ビジネスマンと同じように、読書と仕事の成果を結び付けて、さらなる自己成長を遂げられるだろう。

この記事が、あなたの読書習慣のきっかけとなるように、あまり読書が好きでなかった筆者の体験も交えて解説する。また記事の終盤では、読書習慣を身につけるうえで、おすすめの本を3冊紹介している。ぜひ最後まで読んでほしい。

読書習慣のメリット6つ

読書習慣がもたらすメリットは、人生の質の向上である。

①読書のメリットと効果を継続的に得られる

本を読むメリットは主に8つある。

  1. 知識が増えて世界が広がる
  2. 論理的思考力が高まる
  3. アイデアの幅が広がる
  4. 問いの質が上がる
  5. 頭がよくなる
  6. ストレス解消になる
  7. 問題意識がビジネスチャンスにつながる
  8. 「愛読書を持つ」という心の豊かさを得られる

これら読書のメリットをよりよく享受するには、なんといっても継続が大切だ。読書習慣が身につけば、知識はどんどん増えていくし、論理的思考力は確実に鍛えられる。

②長期的リターンのある自己投資ができる

資格取得、ビジネス交流会、セミナー勉強会、英会話、ジム通いなど……お金を使った自己投資には、様々なものがある。これらの自己投資には、それぞれ【お金がかかる】【時間がかかる】【移動時間がかかる】といったデメリットが発生する。しかも、継続が途絶えると効果がなくなってしまうものもある。

そんな中で読書習慣は、【ほとんどお金がかからない】【場所と時間を有効活用できる】【本で得た知識が一生モノになる】の三拍子が揃った、最高の自己投資である。1,000円で買った一冊の本で、これまでのものの見方・考え方が変わり、行動力が高くなることも珍しくはない。しかも、その変化はその後の人生で大きな影響を及ぼし続ける。

わずか1,000円の投資が、何十倍、何百倍のベネフィットをもたらすと考えたら、読書習慣が“自己投資の王様”であるといっても過言ではないだろう。

③ストレス解消効果で生活の質が上がる

あるイギリスの大学によると、読書がストレスをやわらげ、精神衛生の向上に寄与することが示唆されたという。さらに、読書習慣のある高齢者の健康寿命は、普段からあまり本を読まない高齢者に比べて、2年ほど長いこともデータでわかってきた。

この記事を書いている筆者自身も、仕事が休みの日の午前中は、お気に入りの喫茶店で、読書にふけることがある。喫茶店は、忙しい日々からわが精神を解放する“心の保養地”だ。

コーヒーを飲みながら感想をノートに書いたり、思索にふけったりする時間は、なにものにも代えがたい至福のひとときである。不思議と、仕事のアイデアがもりもりと湧いてくる。やがてお腹が空いてくるので、「今日のランチはどこで食べようかな」と考えながら街をブラつく。最高に充実した休日である。

このようにみてみると、読書のストレス解消効果は、読書をすることだけでなく、読書をする習慣のなかにも見出せると思う。読書習慣は、いつ・どこで・どんなふうに読書をするのかということを、日々の生活のなかに落とし込むことを意味する。その過程全体が、心の安らぎをもたらすこともあるのだ。

④アウトプット力が向上する

読書習慣を、もっと意識的に取り組めば、本の内容を要約したり、アイデアを得たり、生活や仕事に活かしたりできるようになる。

もともと読書家で、自然と読書習慣が身についている人でないのなら、漫然と本を読むのではなく、その本からタメになることを引き出すつもりで読んだほうがいい。すると、アウトプット力が向上し、本や資料の本質を捉える力が養われる。

⑤自分の意見を持てるようになる

読書習慣を続けると、同じテーマでも、実はいろんな主張があると気づくようになる。「経済成長とは何を意味するか」というテーマに対して、著者の立場・経験・主義・政治思想によって、千差万別である。それらの見解を俯瞰して見渡したとき、あなたはきっと、自分の思うことや考えたことを、必ず言えるようになる。

自分の意見を持つということは、世の中の出来事を解釈する基準を一つ得るということだ。その解釈が正しいとか、正しくないとかは、まったく別の問題だし、実際に判定することは非常に難しいことではある。だが、めまぐるしく変化する混沌とした世の中をかきわけて、一本スジの通った本質を見出そうとするならば、自分の意見をしっかり持つ必要がある。

そのためには、たくさん本を読んで、たくさんの主張や見解を自分のなかに取り込んで、最後は自分の言葉で表現しなければならない。読書習慣を続けると、必ず、自分の意見を持てるようになる。

⑥人と会うことに匹敵する価値を得られる

一冊の本には、自分以外の誰かの、考え方・見方・経験が詰まっている。一冊の本との出会いは、人と会うことに非常によく似ている。しかし、一年間のうちで、自分の価値観に影響を与える人物と100人出会うことは簡単ではない。「この人の話を聞いて、いますぐに行動を起こしたくなった」と思えるくらいの人物に絞れば、さらに確率が低くなるだろう。

だが不思議なことに、読書なら「この本を読んで、いますぐに行動を起こしたくなった」と思えるタイミングがたくさんある。それは、読書習慣を継続すればわかってくる。

なぜだろうか? 答えは明白で、本は「自分の考えを読者に伝えて、行動を起こしてほしい」という願いを込めてつくっているからだ。ビジネス書ならなおさらである。

一生のうちに、心が動かされて、自分の人生に影響を及ぼす出会いというのは、非常に限られている。だが、本を読んで、心が動かされて、行動を起こし、人生をよりよくする機会は、無数にある。成功する経営者の多くが読書家である理由もうなずける。成功者たちは、本との出会いを増やすことで、アイデアや苦難を乗り越えるヒントをもらっているのだ。

読書習慣を身につける6つのコツ

読書習慣を継続する心得は、本を読むハードルを下げて、親しみやすくすることだ。以下に、読書習慣を続ける6つのコツを紹介しよう。

①読みやすい新書から読んでみる

新書とは、105×173mmの細長いスリムの本のことで、1,000円以下の手頃な価格で、政治・国際情勢・経済・科学・文化の最新トレンドを理解できるオトクな本である。書店に行けば、たいてい、レジ近くの新刊コーナーにズラリと並んでいる。

読書習慣に新書がうってつけなのは、200ページ程度で読みやすく、読書のハードルが下がるからだ。移動時間・昼休み・寝る前などの空き時間を利用して読み進めれば、早くて2日、遅くても5日くらいで読み終えることができる。

一冊の本を読み終えたという体験を重ねれば、読書を習慣にするのがきっと楽しくなるはず。

一番気を付けたいのは、「読書をするからにはちゃんとした本を読もう」と気合を入れすぎてしまうこと。普段あまり読書をしないのに、読み応えのあるハードカバーの本や分厚い専門書に手を付けても、最初の5ページで読む気も失せてしまうだろう。

②15分の読書から始める

まとまった時間に一冊の本を読み終えようとすると、読むのが辛くなり、読書習慣が定着しなくなる。読書を習慣化するには、とにかく、本を開いて読む回数を増やすことが大事だ。

読書は読み切るのが目的ではない。まず「15分だけ本を読む」を継続してみよう。15分読書を5日間続ければ、75分読み進めたことになる。これを1カ月(4セット)続ければ、5時間(300分)読んだことになる。

【15分読書のおすすめタイミング】
  • 電車の中
  • トイレの中
  • 昼休み中
  • ベッドに入ったとき
  • 始業前

③興味のある本から読む

読書習慣は、“義務感”では絶対に身につかない。読書を楽しむ心が、自然と本を読ませるのだ。本を人から勧められたときは、考えもなしに読まないで、その本を面白そうだと思うかをしっかり判断しよう。

④専門分野に興味があるなら解説本を読む

ある専門分野に興味をもち、あなたがその分野の初心者なのであれば、まずは「専門家がド素人のために平易な言葉で解説した本」から読んでみることをおすすめする。

たとえば、あなたがマーケティングに興味があるなら、いきなりマーケティングの理論書を読むのではなく、「マーケティングってそもそもなんの役に立つの?」というテーマの本を手に取ったほうがいい。こうした解説本は、人によって陳腐な印象を抱くかもしれないが、その分野を俯瞰する地図として大いに役立つ。

⑤つまらなかったら読むのを止める

読み切ることを目的にすると、その時点で、読書が義務になってしまう。面白い本を楽しく読むのが、読書習慣を定着させるコツだ。読んでいて面白くない、自分に合わないと思ったら、遠慮なく、次の本との出会いを求めよう。読書習慣を続けると、次第に、自分に合うか合わないかを感覚的に判断できるようになってくる。

ちなみに、普段あまり読書をしない人におすすめなのが、目次で内容を掴む方法だ。目次の流れを読むと、本の全体像を俯瞰でき、けっきょく何が言いたいのかまで見えてくるので、本の結論にしっくりこないなら、読まないほうが懸命かもしれない。また、見出しタイトルも要チェックである。見出しタイトルにビビッときたら、作者の考えていることが、あなたのツボにビタリとハマる可能性が高い。

⑥カバンに本を入れて持ち歩く

常に手元に本がある」のを当たり前にすると、読書習慣が生活の一部に溶け込んでいく。

できるなら、仕事用のカバンとプライベート用のカバンに入れておこう。通勤時間や待ち合わせの暇な時間にサッと読めるようになる。スマホをいじって時間を無為に過ごすなら、読書のほうがずっと有意義だ。

読みたい本を探す方法

「普段ほとんど読書をしないから本の探し方がわからない」という方のために、あなたが読みたい本を見つけられるように、4つのポイントを紹介する。

①好きな芸能人やスポーツ選手のエッセイから探す

「社会人なんだから、ビジネス書を読まなければ」と硬く考えず、まずは文字を読んで楽しむという感覚に慣れ親しんでいこう。読書習慣の入口として、まずはエッセイをおすすめしたい。エッセイには、著者のものの見方・考え方が凝縮されているので、人生の教訓を得ることも少なくない。「この考え方は仕事に活かせるかも」とアウトプットするのも面白い。

ちなみに、筆者が読書を好きになったのは、中学3年生の頃。このとき2冊の本に出会った。東野圭吾の『あの頃僕らはアホでした』と、元・広島カープの大野豊投手の『全力投球: 我が選んだ道に悔いはなし』である。

前者は生まれて初めて活字で大爆笑したエッセイで、後者は初めて他者の人生を垣間見る面白さを知った自伝である。それ以来、自然と読書が習慣化し、高校と大学は、実にたくさん本を読んだ時代となった。

②話題の本から探す

書店に行けば、必ず人気の本を集めた新刊コーナーが設けられている。その中から自分の琴線に触れるタイトルを探してみるのもいいだろう。

“いま話題の……”という謳い文句で注目されている本の多くが、単なるブームで終わってしまい、翌年には誰にも顧みられなくなることも少なくない。だが、その中には、何年たっても語り継がれる良本もある。

あなたがもし、話題の新刊コーナーで何気なく手に取った本が、何度も増刷される大ベストセラーとなったときは、「発売当初から読んでいた」一人の読者として鼻高々になれるだろう。

③悩んでいることを検索して本を探す

目的意識が、読書を有意義な時間にしてくれる。いますぐに解決したい悩みや疑問は、本を読む動機になる。ネットで気になることを検索すれば、たいてい、おすすめの本がたくさん出てくるはずだ。そのなかでも人気の、あるいは、読まれ継がれている名作をピックアップしてみよう。読みたい本がかなり絞られてくるはずだ。その本を読んで知りたい・得たいことが明白なので、読書が苦手な人も、意外にサクサク読み進められると思う。

④何度も読み返している本を知人に聞く

あえて人から勧められた本をチョイスするのも選択肢の一つだ。ただし、人選は慎重に。「この人が勧めるなら、きっと面白いのだろう」と信頼できる人から、本を紹介してもらおう。

そして、「最近読んだ本のなかで面白いもの」ではなく、「いま読み返しても面白いと思う本」や「昔から何度も読み返している本」を聞き出すのがポイントだ。最近読んだ本のなかで……という括りだと、アタリ・ハズレが多くなる。だが、何度も読み返すほどの本は、やはり、それだけの値打ちがあるし、たとえいま楽しめなくても、いつかあなたも読み返す機会に恵まれるはずだ。

読書習慣の効果を高める方法

キーワードは「アウトプット」である。読んだ本を自己完結させないで、何らかの方法で外に出す意識を持とう。アウトプットによって、読書習慣の効果が何倍にも増幅する。

読んだ感想を誰かに話す

ちょっとしたことでもかまわないので、読んだ本の感想・思ったこと・感じたことを積極的に誰かに話してみよう。誰かに話すということは、自分の頭の中を言語化するということ。言語化を通じて、新しい気づきや発見があるばかりでなく、相手の反応を通して、より深い知見に発展していく。たとえば、このアウトプットの習慣を半年続けたら、間違いなく、アウトプットのレベルが格段にあがっているはずである。

読んだ感想を読書ノートに書く

いきなり人に話すのが難しければ、まずはノートやメモ帳に感想や所見を書き残しておこう。書き残しておかないと、当時の自分が何を考えていたのかわからなくなってしまう。メモに残しておけば、誰かに話す際に見返すことができる。

本で学んだことを実践する

本を読む➡学びを実践する➡成果に変える。このプロセスを循環させると、読書が一層楽しくなる。本が自分の血肉になっていることを、成果を通して実感できるからだ。

私見では、本をたくさん読むよりも、一冊の本をじっくり読み込んで、仕事や生活に活かすほうが、読書の質が高まると考えている。もちろん、本を読むこと自体に楽しみを感じる人もいるから、「たくさん読むだけでは意味がない」と言い切るのは間違っている。

けれども、あなたが読書習慣を身につけたいと考えている以上、本から有意義なものを得たいと望んでいるはずだ。ならば、少しでも本を読む価値を高めるべきだ。読書と実践によって、あなたは必ず、お金では買えない一生モノの財産を得ることができるだろう。

読書会は【読書習慣×セミナー×アウトプット】の三拍子が揃った自己投資

「一人で読書を習慣化できる自信がない」という方は、読書会の参加も検討してみてはいかがだろう。

読書会は、複数人で同じ本を読み、感想を言い合うことができる。読んでいてわからない箇所を誰かに教えてもらうこともできるから、「自分一人ではけっして読めなかったであろう名著」もマスター可能だ。

しかも、すぐにその場で、自分の意見に対するフィードバックを得られる。読書会は、読書習慣とアウトプットとフィードバックを行える最高の環境である。読書会を自分で開催してもいいし、すでに開催されている読書会に参加してもいい。

「Dラボ」は読書会のプロ集団

わたしたちDラボは、“マネジメントの父”ことピーター・F・ドラッカーの読書会を運営している。ドラッカーの読書会は、経営者だけでなく、マネジャーや新人までが、互いの興味・関心・視点での違いを意識しつつ、成果をあげるためのマネジメントを学び合う場だ。

「Dラボ」は読書会のプロ集団

読書会ではアウトプットをとても大事にしている。実際にわたしたちは、この読書会を通じて、「これまで主体性のなかった社員が自発的に提案をしてくれるようになった」「経営者目線で事業のことを真剣に考えてくれるようになった」という事例をたくさんみてきた。

経営に活かした事例

ドラッカーの読書会は、経営者と社員が同じ問題意識をもち、同じ目線で学びあえる貴重な機会だ。

もしあなたが、「リーダーシップを発揮できない」「資金調達が難しい」「人材育成がうまくいかない」「人材が定着しない」「売上が伸びない」「事業の将来に不安がある」「相談相手がいない」と悩んでいるなら、ぜひ一度、社員と一緒に読書会に来てほしい。無料体験も実施中だ。オンラインで開催しているため、全国の経営者やビジネスマンとつながれる貴重な機会にもなるだろう。

はじめて読むドラッカー読書会

「ドラッカー」が読書習慣の入門におすすめの理由

もしあなたが本選びに困っているなら、筆者としてはドラッカーの本をおすすめしたい。Googleやユニクロに多大な影響を与えたドラッカーのビジネス哲学は、経営者から現場レベルまで幅広く通用する原理原則が詰まっている。

多くの読書嫌いを魅了してきたドラッカーの魅力

読書会を運営していると、ドラッカーのすごさを痛感することがしばしばある。実はドラッカーを実践して成果を出した人たちの多くが、もともと読書嫌いだったのだ。いまでは、ドラッカーの本を肌身離さず持ち歩き、暇さえあれば開いてビジネスのヒントを得ている経営者もいる。

ドラッカーの解説書ベスト3選

以下に、多くの“読書嫌い”たちを魅了してきた鉄板の入門書を紹介する。

①入門書の決定版!ドラッカー実践で成功した18の会社事例を徹底解説

①入門書の決定版!ドラッカー実践で成功した18の会社事例を徹底解説

ドラッカー学会の理事であり、ドラッカーの読書会を主催する佐藤 等 氏(公認会計士・税理士)が著者。本書はドラッカーを実践して事業が好転した中小企業の実例を解説している。ドラッカーの入門として、間違いなく必読の書だ。

②成果をあげる思考習慣を身につける一冊

②成果をあげる思考習慣を身につける一冊

『実践するドラッカー』(通称:実ドラ)は、テーマごとにドラッカーの原理原則が解説されているため、読書会でも大人気の一冊だ。とくに『思考編』は、ドラッカーの初心者にぜひ読んでほしい内容となっている。

③たった150ページの本で最高にエキサイティングな読書体験

③たった150ページの本で最高にエキサイティングな読書体験

『経営者に贈る5つの質問』は、日本語版にしてわずか150ページあまりの小冊である。しかしドラッカーが突きつけるのは、組織の存在意義を見つめなおす深遠な問いであり、ときには痛みを伴う自己評価プロセスである。

「われわれのミッションは何か?」「われわれの顧客は誰か?」「顧客にとっての価値は何か?」「われわれにとっての成果は何か?」「われわれの計画は何か?」

この5つの質問は、経営者が売り手目線でなく、100%顧客目線に立つための本質が詰まっている。事業を見つめなおしたい方、これから新しい事業を考えている方、事業の将来に不安のある方は、ぜひ手に取り、真剣にドラッカーの問いと向き合ってみてほしい。

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当サイトDラボを運営しております。
ドラッカーを学んだ経営者やビジネスマンが実際に仕事や経営に活かして数々のピンチを乗り越え、成功を収めた実例を記事形式で紹介しています。


また、「実践するマネジメント読書会」という、マネジメントを実践的に学び、そして実際の仕事で活かすことを目的とした読書会も行っております。
2003年3月から始まって、これまでに全国で20箇所、計1000回以上開催しており、多くの方にビジネスの場での成果を実感していただいています。


マネジメントを真剣に学んでみたいという方は、ぜひ一度無料体験にご参加ください。


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