「実践するマネジメント読書会」® に参加することで得られるもの(2) ~2010年、出会いの連鎖


実践するマネジメント読書会ファシリテーターの大庭(おおば)純一(じゅんいち)と申します。静岡県掛川市在住。現在は、名古屋市と沼津市で開催している読書会でBasicコースのファシリテーターをやっております。

 

 2010年、会社員生活も30年近くなり、50歳代になり、会社でのポジションも上級管理職になりました。仕事も第一線で直接の成果をあげつつ、経営戦略、社員教育さらには自分の後継者育成が課題となってきました。

 

 外の世界との関りでは3つの大きな出来事がありました。①ドラッカーブームの到来 ②ドラッカー学会入会 ③『実践するドラッカー』シリーズの刊行と佐藤先生との出会いです。

 

  • 2009年12月に『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』(以下『もしドラ』)が発売になりたちまちミリオンセラーになりました。映画化、ドラマ化されたこと、さらには出演者に人気グループAKB48が起用されたこともあって社会ブームになりました。これと並行して『エッセンシャル版マネジメント』も異例のベストセラーになりました。今までビジネスを読まなかったセグメントまでが手にしたといわれました。しかしながら、読んで・自分の頭で考えて・行動するまでいった人はほとんどいなかったのではないでしょうか?

しかし、ドラッカーの名前が広く知られたことは、「あの『もしドラ』のドラッカー」というフレーズから「ドラッカーを学ぶ」「ドラッカーに学んで実践する」ことの説明が大いにやりやすくなりました。

 

  • 2010年5月にドラッカー学会に入会することができました。この学会は、研究者だけの集まりではありません。大学の先生もいますが、どちらかといえばドラッカーを学び経営に活かしている経営者、ドラッカーの教えをアドバイスするコンサルタント業、仕事の現場で活躍中の中堅・若手ビズネスマンが集まっています。化石化したオジサンたちに職場を任せてはいられないという元気あふれる女性会員が多いのも特徴でしょう。学会の大会(春は東京都内、秋は全国各地で持ち回り)は、一般の方の参加もOKです。実際に読書会ファシリテーターも多く参加していますし、読書会メンバーの方も参加して学んでいます。毎年、春と秋の学会大会では、ドラッカー教授の謦咳に接することができた経営者の方々のお話、ドラッカーの学びを通して企業で実績をあげられた実例報告などに刺激を受けて、自分の仕事への応用をしていきました。

 

  • 佐藤先生の著書『実践するドラッカー』のシリーズが刊行されました。「思考編」が2010年1月、「行動編」が2010年4月です。さっそく購入し一気に読みました。ドラッカーをベースに自部門のメンバーと勉強会を計画していたのですが、使用するテキストに困っていたのです。「思考編」から順に輪読する形でスタートし、「チーム編」(2011年2月)まで読み通しました。

 書籍の著者紹介欄で、佐藤先生と私が同じ大学の出身であることを知りました。私のほうが4歳年長ですので同時にキャンパスにいたわけではありませんが。そこで先生に手紙を書きました。そして、ついに2011年9月先生が名古屋に講演にいらしたときにお会いすることができました。

 

 学会に入っていたこと、佐藤先生に手紙を書きお会いできたことが4年後に思いがけない出会いとなり、私のセカンドライフが決まりました。これについては次回に書きます。

 

 

「実践するマネジメント読書会」®で仲間と学ぶ

 読書というものは、本来、自分一人で読んで、自分の頭の中で解釈し、自分の知的財産にするものなのでしょう。まさにドラッカーの著書を読む時には、まとまった時間を確保してじっくり読まなければなりません。しかし、人にはそれぞれ「読み癖」というものがあります。また、著書の内容ついても過去の自身の知識・経験を越えて理解することはできません。ここに、ドラッカーの本は難しくて理解できない、最後まで読み終えることができないという声を多く聞く理由があると思います。

 私たちは、ドラッカーの著書を読むことを、研究や勉強(=知識の獲得)が目的とは考えていません。読んだ内容を自分の頭で考えて理解し、それを実践してみることに価値を置いています。実践するのはあくまでもその人自身です。でも、読書会という場に集まって、それぞれの参加者の理解や実践を披露しあうことによって、理解の幅が広がり、より成果に結びつく実践につながるのです。

 ぜひ、読書会の場でお会いしましょう。全国各地で読書会が開催されています。お近くで開催されていないか調べてみてください。お近くになければ、事務局にリクエストしてください。

つづく

 

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Jerry O

Jerry O

Jerry O (大庭(おおば) 純一(じゅんいち)) 1956年、北海道室蘭市生まれ 静岡県掛川市在住 会社員として、業種は、国内大手製造業、外資系製造業、IT(ソフトウェア開発)業に勤務 職種は一貫して、経理、人事、総務などの管理部門に携わる。 60歳で定年退職後は、ブロガーとして静岡県に特化したリクルート会社へ記事を提供 「実践するマネジメント読書会」®ファシリテーターとして活動   名古屋、沼津で読書会開催中 【ミッション】東京、名古屋、大阪にいかなくても、地元静岡で・質の高い学びの機会・実践の場 ・人のネットワークづくり を実現する。

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