世界初のブラインド・ファシリテーター まもなく誕生! その2ー【実践するマネジメント読書会の新たな可能性@青森】


6月2日と3日、青森で2回目の養成講座が開催されました。
初日のメンバーは、前回同様、まき子さん、瀬川さん、清水さんと私の四人です。
まき子さん用に準備したカリキュラムは、質問をつかって読書会を進めてもらうということに焦点を当てました。
そのために、実践するドラッカーの問いを活用して、これにサブクエスチョンを付け加えるという形の質問ワークを繰り返したのですが、どうも調子が悪い。
まき子さんがフリーズする場面が多いのです。
脳みそがグルグル空回りしているのが、痛いほど伝わってきます。
このままだとファシリテーションにならない。
どうしたら良いのだろう?

 

一つのことに集中する

そんな時、清水さんから一つの提案があります。
「まずは、おうむ返しに集中してはどうでしょうか?」
早速採用❣ 良さそうなことは何でも試してみます。
相手の話を聞きながら、重要な本音の言葉に耳を傾けることに集中です。

すると、どうでしょう。
これまでの自信喪失気味の態度が豹変。
的を射た質問も次々と飛び出してきます。

ストローク(応答)の時間もしっかりとれて、パートナーの瀬川さんにも十分な準備時間ができているではないですか。

ファシリテーター初心者の時期は、とかく相手の言葉の文字面に気を取られて、相手の話がしっかり聞き取れていないことが多いものです。
また、自分の知識のすべてを伝えたくて、逆に相手に大事なところが伝わらないということが良く起きます。

その点、おうむ返しに集中するということをしただけで、相手のこころに響くことが可能になってきました。
ドラッカー教授がいう「聞け、話すな」です。

 

ミッションは何か

2回目初日の振り返りで、まき子さんがファシリテーターになる決心をした、最大の決め手は何か聴いてみました。
すると、何度かのやり取りの中で、「私がファシリテーターになることで、引きこもりがちな多くの仲間が社会の中で元気に活躍してくれるきっかけになれば良い。それが私の使命だと今思っています。」

「キター!」
自分の言葉で語ることで、ミッションが明確になった瞬間でした。
何か後戻りできない変化が起きた瞬間でした。シフトです。鳥肌が立ちました。

ミッションを明確にすることで自らの貢献のスタイルが見えてくる。

 

まき子スタイルのパターンが完成する

2回目の講座2日目のメインは、一般参加者さん3名を加えての実践読書会です。
前日の模擬読書会と比べてさらに良質のものになっています。

課題範囲は、『経営者の条件』第2章「汝の時間を知れ」。

口火を切るのはまき子さんです。
全体の体系から、2章の位置づけの話。
適当にジョークも交えながら、和やかな雰囲気の中で読書会が始まります。

役割分担は、まき子さんが切込隊長、これを受けて瀬川さんがドラッカー教授の情報を補足するという形で進められます。

参加者さんのコメントを受けて、おうむ返し話法からの質問⇒︎参加者さんのコメント⇒おうむ返しと質問・・・
これを何度か繰り返したところで全体を整理してドラッカー教授の言葉を使って「ドラッカーさんはこのように言っています」で締めくくり、瀬川さんにバトンタッチ。
このストローク(応答)の時間を活用して、瀬川さんはコメントの準備をする。
準備力抜群の瀬川さんの、的確なコメント返しがという、見事な連携プレーです。

ここに来て、「まき子スタイル」という新しい独自のパターンが成立しました。

あとは、不変情報の質と量を増やすことでストロークの価値を高めていくだけです。これは場数を踏めば大丈夫❣
ようやく光が見えてきました。

まき子さんからは、「少しずつ変わっていく自分を実感している」と嬉しいメールをもらいました。

つぎの3回目、ワクワクするほど待ち遠しいです。

ーつづくー

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Y_Tabata

Y_Tabata

田畑祐司(たばたゆうじ)1955年(昭和30年)札幌市生まれ。立命館大学卒業。 札幌市交通局で地下鉄・路面電車事業の安全統括管理者として企業マネジメントに携わり、現在、(一財)札幌市交通事業振興公社の常務理事。安全輸送と顧客視点をあたりまえの企業文化にするために「体系化されたマネジメント」の重要性を痛感しドラッカーを学び心酔する。交通局在職中に読書会認定ファシリテーターとなって以降、組織の内外でドラッカー読書会・実践するドラッカーセミナーなどを主宰している。還暦を無事に通過し、現在の家族構成は、妻一人とうさぎ一羽。 趣味は、山歩き、スキー、クロスバイクなどの肉体系とドラッカー関連書籍の読書(つん読から精読まで)などの知識系。

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