「実践するマネジメント読書会」® に参加することで得られるもの(4:最終回) ~2016年、ファシリテーター養成講座に参加


実践するマネジメント読書会ファシリテーターの大庭(おおば)純一(じゅんいち)と申します。静岡県掛川市在住。現在は、名古屋市と沼津市で開催している読書会でBasicコースのファシリテーターをやっております。

 

会社員として働くということは、いつか定年がやってきます。私も55歳にくらいからは、会社

の管理部門を統括しながら、後任の育成に真剣に取り組みました。60歳が定年で、本人が希望すれば65歳までは勤務し続けられる制度がありました。体も頭も元気でしたが、親の介護という問題があって、60歳での定年退職を決意しました。ありがたいことに、会社からは「短時間勤務でもよいので継続雇用でどうか」と提案いただきましたが、後任もしっかり育っているとから決心は変わりませんでした。介護といっても、家にいて日常生活の介助と通院の付き添いがほとんどです。自由に家を空けることはできませんが、家の中では結構自由な時間が取れるのです。

 

 60歳を迎える直前、2016年に(有)ナレッジプラザが主催する「読書会ファシリテーター養成講座」第7期に参加することを決めました。スタート時は、まだ現役で務めていましたが、たっぷり貯めた有給休暇もあったので、問題なく継続できました。終了時点では、すでに退職していましたが、第2の人生として、介護と並行してできるファシリテーターの道が見えてきました。

 

簡単にこの養成講座の仕組みを紹介します。

隔月で4回、金・土曜日、静岡県熱海市(あるいは北海道小樽市)の会場で合宿形式のトレーニングを行います。ですからスタートから終了まで7か月かかります。この期間で、ドラッカーの生涯・著作の全容、セルフマネジメントに関する著書の読み込み、ファシリテーション能力などを学びます。これらと並行して、実際の読書会に10回参加すること、そしてその読書会でファシリテーターとして実技審査(デビューと呼んでいます)があります。読まなければならない書籍はたくさんあります。ファシリテーションという実技も身につけなければなりません。けっして楽な講座ではありません。しかしながらここは大人の学びの場です。どこまでやるかは自己責任なのです。

 

 さて、実際に私と同期(第7期)の養成講座の様子を簡単に紹介します。16名のメンバーが集まりました。北は青森、西は福岡です。会社勤めの人、個人事業主、主婦、フリーター?など様々、年齢も私(60歳)から20代まで様々です。参加の動機も、地元の読書会に参加していてファシリテーターを目指す人、ドラッカーをもっと学びたい人、ドラッカーは知らないがきっと何かがあると思い飛び込んだ人など動機もまた様々です。

2016年6月、7月、9月、11月と4回(各2日)の熱海合宿を行いました。各自、並行して認定条件である読書会の参加や実技審査を終えた人から認定証をもらっています。私の場合、地元では読書会が開催されていなかったので京都読書会に通いました。おかげでずいぶんと京都観光ができました。認定審査の時には、Dサポート代表の清水祥行さんと『人生を変えるドラッカー』の著者・先輩FTの吉田麻子さんに立ち会っていただきました。とてもラッキーな(でも相当なプレッシャー?の)デビューでした。最終的に、2017年3月に認定番号第66号を取得しました。


(京都読書界 実技審査の場面)


養成講座ガイドブック表紙と証明書)

 

『実践するマネジメント読書会』® ファシリテーターになることで得られるキャリア                      

 

私のケースでは、退職後の第2の人生として、ドラッカーの思想を学び、伝達していくことを

選択してのファシリテーターへの挑戦でした。

現役で働いている方々にとっては、以下の3つのキャリアが考えられるでしょう。

  • 将来のキャリアを考えての挑戦。常に学ぶ姿勢、知的好奇心と思考の柔軟性があれば年齢に関係なくできることです。
  • パラレルキャリアとして、本業と並行して地域のために活動されるのもいいと思います。

就業規則で副業禁止を定めている企業はまだ多いようです。しかし、厚生労働省がこの度改定した「モデル就業規則」では、副業禁止条項が外されました。今からファシリテーターになる準備を始めておくのもいいでしょう。また、副業にならない範囲で(=プロボノとして)

読書会運営をするのも社会的に意義のある姿です。

  • そして何にも増して、いまの職場内で社内研修・勉強会を主催することです。職場のメンバーの仕事への貢献を手助けし、チームに成果をもたらすことです。養成講座を通して、ドラッカー教授の教えを実行している企業の実例を学ぶことができます。(『ドラッカーを読んだら会社が変わった!』*を参照してください)

 

 ドラッカーの著書を一人で何度も精読するのも一つの学び方です。しかし、佐藤等先生、養成講座の講師(大先輩のファシリテーター)から学び、同期のメンバーと議論し、実際の読書会で参加者の感想や質問、実践例を聞くことで、より早く、より深く、バランスよく学ぶことができます。近くで読書会が開催されていたら体験参加をお奨めします。また、このDラボのサイトの多くの書き手によるブログを読んでファシリテーターに挑戦したいと思ったら、事務局にお問合せ下さい。

 


(第2の人生、右下:熱海合宿での模擬ファシリテーションの様子)

 

*『ドラッカーを読んだら会社が変わった!』佐藤等著、清水祥行編集協力 2016.06 日経BP社

以上

 

次回からは、私が企業内、職場内でやっていたドラッカーを使った社内の研修・勉強会について書いていきます。

 

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Jerry O

Jerry O

Jerry O (大庭(おおば) 純一(じゅんいち)) 1956年、北海道室蘭市生まれ 静岡県掛川市在住 会社員として、業種は、国内大手製造業、外資系製造業、IT(ソフトウェア開発)業に勤務 職種は一貫して、経理、人事、総務などの管理部門に携わる。 60歳で定年退職後は、ブロガーとして静岡県に特化したリクルート会社へ記事を提供 「実践するマネジメント読書会」®ファシリテーターとして活動   名古屋、沼津で読書会開催中 【ミッション】東京、名古屋、大阪にいかなくても、地元静岡で・質の高い学びの機会・実践の場 ・人のネットワークづくり を実現する。

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