日々の暮らしにマネジメントを。せがわとみこの実践報告。「行動をうながすアクションプラン作成のススメ!」


2018年3月からはじまった実践するマネジメント読書会🄬青森。今年1月、全10回のクールを終え一区切り。2月から青森読書会としては3クール目となる読書会がはじまりました。ベーシックコースのファシリテーターは角田まき子さんと私、アドバンスコースは私の担当。仙台での読書会もはじまります。

はい、承知しました、ドラッカーさん

先日、新たな読書会に向けてアクションプランシートを作成しました。ドラッカーを学ぶようになってからの私には何かをはじめる前にアクションプランを立てるという習慣ができました。ドラッカーさんがその大切さを教えてくれたからです。

エグゼクティブとは行動する者であり、物事をなす者である。エグゼクティブにとっては、いかなる知識といえども行動に転化しないかぎり無用の存在である。しかし行動の前には計画しなければならない。望むべき結果、予想される障害、必要となる修正、チェックポイント、時間管理上の意味合いを考えなければならない。『経営者の条件』

恥ずかしいですが、生まれてはじめて作成したときのアクションプランシート、お見せしますね。

2017年6月に作成したものです。私はドラッカーさんの本を読んでいると、その中に書いていることを「やってみたい! 試してみたい!」とパタパタした気持ちになります。そういう「パタパタ」した気持ちでヨダレがでるほど大好きなパソコンに向かいつくったのがこのシートです。

 

いま見直すとポイントがズレまくっていて我ながら当時の自分が愛おしい わは!

 

2016年11月に読書会ファシリテーターの認定を受けたあと、

志喜彩塾認定講師養成講座を受講していた頃に作ったシートです。

 

ここには「青森読書会と志喜彩塾同時開催。2017年10月頃のはじまりを目指す」とあります。実際には2018年3月からのはじまりでしたし、開催時間などにも多少の違いはありますがあの時このシートを作成し、たまに見直し、修正と行動を重ねてきたからこそ今があると思っています。

アクションプランとは意図であって、絶対の約束ではない。一つひとつの成功が新しい機会をもたらし、一つひとつの失敗が新しい機会をもたらすがゆえに、頻繁に修正していくべきものである。『経営者の条件』

そうです。「絶対の約束ではない」のです。勇気がわいてくるではありませんか。このことばがあったから、当時、はじめてでも気軽にやれました。

私は未来のことを考え出すと止まりません。ストレングスファインダーでいうところの「未来志向」の資質が上位に入っているからかもしれません。頭の中にダイナミックな映像が流れだし、いつまでもいつまでも妄想の世界のなかで遊んでいられるのです。でもね、振り返りはとっても苦手。ストレングスファインダー34の資質のなかで「原点思考」が33位だというのも関係しているのかも!

そもそも過ぎ去ったことに興味がないのです。未来を考えたあとは振り返りなどせずに、そのまま放っておきそうになる。そんな私にドラッカーさんはささやきます。

アクションプランには、成果と期待を照合するためのチェックポイントが必要である。成果をあげるには、チェックポイントは二つ設けることが望ましい。一つは中間点、例えば九か月後である。もう一つは終わりに近く、次のアクションプランの策定に入る前である。『経営者の条件』

はい、承知しました、ドラッカーさん。そうつぶやきながらフィードバックを行っています。

ついに起きたメンバーの変化

2015年に吉田麻子さんをファシリテーターとしてお迎えし、そのあと私がバトンを受け取り、今年3クール目に突入した青森読書会。メンバーたちに起きている変化を感じ、私の心は沸き立っています。

「この頃は、そういえばこういうときに使える言葉がどこかに書いてあったはずだよな~、どこだっけな~、と思って本を開くようになりました」と話してくださったかた。「とてもいい雰囲気の企業さんの秘訣を聞いたら、その会社の社長さんは社員さんに対して、会社の理念やこうありたいという姿をしっかりと語る時間を1週間に一度必ず設けているのだそうです。ドラッカーさんもミッションを掲げることの大切さを教えてくれていますし、 “われわれのミッションは何か” ということを、私も腰を据え、今一度よく考えてみます」と話してくれた経営者さん。「職場に新人さんが入ってきました。本のなかに “貢献に焦点を合わせるということは人材を育成するということ” と書いてあるのを読み、その人が育つために私は何をなすべきかと意識して働くようになりました。そのためには私自身も成長し続けていくことが大切だと思っています」と話してくれたかた。彼女ははじめのころ「私は主婦だし、仕事はパートなので、読書会はなんだか敷居が高い」と言いながら参加するのをためらっているふしがありました。読書会に参加して一年、今はご自分の仕事に誇りをもって働いていらっしゃる様子が伝わってきます。

そして今期からファシリテーターデビューした角田さん。一日4時間ドラッカーさんの勉強をして、参加者さんの心に寄り添ったコメントをしています。しかしご本人は上手にファシリテートできていないと落ち込み気味。仲間が優しく声をかけます。「私たちは、角田さんから完璧な答えを求めている訳ではなくて、そこにいる、努力してファシリテーターとなったその姿に、自分の背筋がピーンとなって、まだまだだわ私、と、がんばりエネルギーをチャージさせていただいています」

その様子を観ながら「いいチームだなぁ。アクションプランを作成したときはこういう光景を味わえる日がくるだなんて夢にも思っていなかった。青森で読書会を続けてきた成果だなぁ。よかったなぁ、よかったなぁ」にんまりする私です。

 

 

 

 

 

先日作ったアクションプランを見直すころには、どんな光景を味わうことができているのでしょう。

アクションプランなくしては、すべてが成り行き任せとなる。途中でアクションプランをチェックすることなくしては、成り行きの中で意味のあるものとないものとを見分けることすらできなくなる。『経営者の条件』

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瀬川 智美子

瀬川 智美子

(せがわとみこ)青森県十和田市出身、青森市在住。実践するマネジメント読書会ファシリテーターとして青森・仙台の読書会を担当、ときどきバスガイド。地元のバス会社で観光バスガイドを12年勤めたのち、夫の転勤に伴い仙台・名古屋・札幌で暮らす。都会の街で出会った学び、そして同じ学びを通し絆を深め合えた仲間たちとの関わりのなかで「おとなになって学ぶこと」の楽しさに目覚める。人の成長に欠かせない継続的で上質な学びの場を(都心へ行かずとも)地方で受けられる環境を整えて、そこに集まってくださる方々に笑顔の花が咲くのを見るのが究極の喜び。「東北地方にドラッカー思想を広めイキイキ働きワクワク生きる人を増やす」を旗印に勇往邁進することをここに誓います。フリーのガイドとして観光バスに乗る時は「また来たくなる東北」をミッションにドラッカーのマネジメントをバスガイドの現場で実践する全国唯一(?)のドラッカリアンなバスガイド。

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