著者が語る『人生を変えるドラッカー』を100倍生かす方法!主役の一人、夏子の場合その2「事例に当てはめるとわかりやすい!」―人生を変えるキッカケとなる5つの習慣


皆さんこんにちは!

今週も『人生を変えるドラッカー』の内容を使って、ドラッカー『経営者の条件』の成果をあげる5つの能力を解説していきますね!今週も「成果をあげる意思決定をする」です!

意思決定について学んでいきましょう!

どうぞよろしくお願いいたします☆

 

まずは成果をあげる能力の5つ目である「意思決定」とはどういうことなのか、今回も読書会シーンを引用していきます。

意思決定には手順がある・・・。

具体的にはどう考えたらいいのだろう。

読書会シーンの引用でそれをお伝えします。

 

事例に当てはめるとわかりやすい!

 

以下引用です。(一部省略や追加をしています)

 

「そうなんです。意思決定には手順がある。ドラッカーは第6章で、ヴェイルとスローンの事例から意思決定の原理を導いています。それが、この五つのステップです」

おもむろに東堂は、ホワイトボードに板書を始めた。

 

成果をあげる意思決定の五つのステップ                                ①問題の種類を知る②必要条件を明確にする③何が正しいかを知る④行動に変える⑤フィードバックを行う

 

「第一に『問題の種類を知る』。その問題が、一般的な問題か例外的で特殊な問題なのかを問います。第二に『必要条件を明確にする』。決定の目的は何であって、満たされなければならないことは何かをはっきりさせるのです。第三に『何が正しいかを知る』。やがて妥協が必要になるからこそ、何が正しいかを考えなければ間違った妥協をしてしまうのです。第四に『行動に変える』。絵に描いた餅ではなく、実行に移され、。しかるべき人たちに周知されていかなければなりません。第五に『フィードバックを行う』。やりっぱなしではいけません。意思決定が間違っているかもしれないし、たとえ合っていても、そのうち陳腐化するかもしれません。これら五つの重要な要素をぜひ理解しておきましょうね」

堀川徹が手を挙げる。「具体的にはどういうことでしょうか」

「では、ひとつずつ噛み砕いて考えましょうか。まずは『問題の種類を知る』。一般的か、例外的か。世の中ではよくあることなのか、本当にレアケースなのか」

「そういえば、うちのクライアントのネイルサロンなのですが、お客さんから肌荒れのクレームが来て悩んでいたみたいなんです。そういうのは……」

ふと柊介が問うと、東堂がうなずいて言った。

「ああ、例があるとわかりやすいですね。そのケースを使わせていただきましょう。肌荒れの原因にもよるでしょうが、もし使用している製品の何らかの成分が原因であれば、そのサロンで初めての経験であっても、世の中で唯一の事例というわけではないですよね。つまり、一般的な問題なので、原則と手順で解決できます」

「どんな問題なのか、慌てず冷静に見られるね」、徹のあいづちに一同がうなずく。

「では、どうやって『必要条件を明確にする』んでしょうか」。夏子が訊く。

「『必要条件』というのは、この問題を解決するために最低限必要なことです」

「このネイルサロンなら、『お客様が当店の施術で肌荒れしない』とか?」

「たとえば、そういうことです」

「『何が正しいかを知る』は?」

「ここではドラッカーは『妥協』について書いています。してもいい妥協としてはいけない妥協がある。だから『何が正しいか』を決めておく。たとえば『お客様の手指の健康』とかね。そうすると、製品を仕入れるときに基準ができますよね」

「そうか。基準があれば、対応も行き当たりばったりにならない」。徹がうなる。

「お肌に良くないけれど安いから仕入れよう、という妥協はしなくなりますね」

「では、『行動に変える』のは、たとえば、製品を仕入れるときに成分表をチェックするとか、パッチテストをするとか、そういったことですね。要するに、基準にしたがって実際に動くってことですよね」、柊介が話を展開する。

「そうです」。東堂が大きくうなずく。「思うだけでなく、仕入先を見直す、製品管理の方法を見直すなど、実際の行動に移す段階です。お客様に『安全な製品を使用しています』と謳うというのも、行動のひとつでしょうね」

「たしかに、行動に移さないと意思決定の意味がないもんなあ……」「そして『フィードバックを行う』か」。みんなの議論が盛り上がっていく。

「ええ。行動して終わりではなく、結果を検証しなければなりません。アンケートを取ってみるとか、顧客層に変化があるかどうか見直してみる、とか、商品ごとの売上高の変化を見るとか、時間の使い方の変化を見るとか、いろいろ考えられますね」

東堂がまとめる。「みんなで事例をイメージすると、ドラッカーの言葉がより身近になりますね。今度はみなさんが現場でご自身のケースに、あてはめてみてくださいね」

 

引用を終わります。

成果をあげる能力の五つ目は「意思決定」。

ドラッカーは手順を示してくれています。

5つの手順に沿って考えたらよいのですね。

この手順だけを見ていると難しいかもしれませんが、身近な事例に具体的に置き換えてみるとぐっとわかりやすくなります。

皆さんの場合はどうでしょうか。

皆さんの現場に置き換えるとどのようになりますか?

この5つの手順は意思決定をする際のとても大切なものですので、習得するためにもぜひ身近な事例に当てはめてみましょう。

夏子は読書会でこのことを知って、実際に自分の職場での問題に置き換えて意思決定にチャレンジします。

この夏子のチャレンジを次回以降お伝えしていきますね!

 

お楽しみに☆

 

 

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吉田麻子
(株)カラーディア代表取締役、カラーセラピスト、パーソナルカラーリスト、カラーコンサルタント、ドラッカー読書会ファシリテーター、志喜彩塾塾長、作家、函館市西部地区にあるブックカフェirodoriオーナー。 ◎色彩検定1級、東商カラーコーディネーター検定ファッション色彩1級、東商カラーコーディネーター商品色彩1級、東商カラーコーディネーター環境色彩1級。 ◎「人は必ず輝く!」をテーマに、色彩やドラッカーなどの講演、講座、セミナー、執筆等の活動を実施。志を立て、身の回りのことに喜び、彩り豊かに生きる「志喜彩塾」を全国(札幌、青森、岩手、仙台、新潟、東京、浜松、名古屋、伊那、富山、大阪、神戸、福山、徳島、高知、下関、北九州、久留米、熊本)で実施するほか、なないろ塾、カラーセラピーやパーソナルカラー、ドラッカー読書会、カラーリストと読む源氏物語等の講座を実施している。オーナーである函館のブックカフェirodoriにて連日実施している「カラー占い」も好評。 ◎ 著書に『7色のすごいチカラ!』、『実践する色彩学』(ともにエイチエス)。 『人生を変えるドラッカー』(ダイヤモンド社)。◎ほぼ毎日発行のまぐまぐ有料メルマガ「吉田麻子のLOVEPOWERエッセイ」が好評。

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