著者が語る『人生を変えるドラッカー』を100倍生かす方法!主役の一人、夏子の場合その5「みんなの顔色で意思決定しちゃだめなんだ。」―人生を変えるキッカケとなる5つの習慣


皆さんこんにちは!

今週も『人生を変えるドラッカー』の内容を使って、ドラッカー『経営者の条件』の成果をあげる5つの能力を解説していきますね!今週も「成果をあげる意思決定をする」ですよ~!

今週も夏子のチャレンジを引用しながら意思決定について学んでいきましょう!

どうぞよろしくお願いいたします☆

本書の主人公のひとりである青柳夏子の会社に、北星銀行からクレーム。

北原社長は「今回は、夏子が意思決定をしてごらん」といいます。

夏子はドラッカー読書会で読んだ『成果をあげる意思決定』の「5つのステップ」に基づいて、この問題解決をはかろうとします。

 

成果をあげる意思決定の五つのステップ                                ①問題の種類を知る②必要条件を明確にする③何が正しいかを知る④行動に変える⑤フィードバックを行う

 

今週は三つ目のステップをどう当てはめたかを見ていきましょう!

 

みんなの顔色で意思決定しちゃだめなんだ。

 

以下引用です。(一部省略や追加をしています)

続いて第三の手順、「何が正しいかを知る」に進んだ。

 

決定においては何が正しいかを考えなければならない。やがては妥協が必要になるからこそ、誰が正しいか、何が受け入れられやすいかという観点からスタートしてはならない。(『経営者の条件』p180)

この文章を読んだとき、翔平やエリやカナの顔が思い浮かんだ。

(もしもつながり作戦を中止したら、みんながっかりするだろうな)

だがドラッカーは、「何が受け入れられやすいか」ではないと言う。これまでの労力が水泡に帰すのは、たしかにみんなを落胆させるかもしれない。しかし考えるべきは、「受け入れてくれそうな案」ではないのだ。「何が正しいか」なのだ。

(みんなの顔色で意思決定しちゃだめなんだ……。だから中止は怖くない。だって原則に従っているもの。この意見で、いいはずだわ)

霧の中にいるようだった頭の中が、どんどん晴れていくような気がした。

第四の手順は、「行動に変える」である。

 

引用を終わります。

「何が正しいかを知る」。

とても重要なことだと感じております。

何かを決めようと思うとき、「周りの人はどう思うだろうか」と不安になってしまうことがあります。

強い意思がなければついつい誰かの顔色や機嫌に左右されるかもしれません。

ドラッカーは言います。

満たすべき必要条件を満足させるうえで何が正しいかを知らなければ、正しい妥協と間違った妥協を見分けることもできない。その結果、間違った妥協をしてしまう。(『経営者の条件』p180)

やってもOKな妥協と、してはいけない妥協があります。

そのためには

・第一の手順「問題の種類を知る」

→真に例外的な問題をのぞいては原理に当てはめて考えることができる。

(「大事件が起きた!」と慌てず、「この広い世の中においてここでだけ起きている例外的なケースではなく、一般的に存在する問題ごとなのだから、対処が可能である」と冷静になることができる)

 

・第二の手順「必要条件を明確にする」

→今回のこの決定が満たすべき必要条件は何か。何を達成したいのか。決定の目的に目線を固定することができる。

(「この問題を解決するために最低限必要なことは何か」を考え抜くと、問題のゴールが見えてくる。ここから目をそらすと思考が混雑したり散乱したりすると私は思います)

この二つの手順をやったうえでの、

・第三の手順「何が正しいかを知る」

→何が受け入れられやすいかという観点からスタートしてはいけない。

(今回のこの意思決定を正しく行う、という軸からぶれてはいけない。人の顔色に合わせてはいけない。何が受け入れられやすいかから考えてはいけない。)

ドラッカーはこうも言います。

 

「何が受け入れられやすいか」からスタートしても得るところはない。それどころか通常この問いに答える過程において大切なことを犠牲にし、正しい答えはもちろん成果に結びつく可能性のある答えを得る望みさえ失う。(『経営者の条件』p180)

ぶれないようにしなくっちゃ!

ではでは次回は第四の手順「行動に変える」を見ていきましょう!

お楽しみに☆

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吉田麻子
(株)カラーディア代表取締役、カラーセラピスト、パーソナルカラーリスト、カラーコンサルタント、ドラッカー読書会ファシリテーター、志喜彩塾塾長、作家、函館市西部地区にあるブックカフェirodoriオーナー。 ◎色彩検定1級、東商カラーコーディネーター検定ファッション色彩1級、東商カラーコーディネーター商品色彩1級、東商カラーコーディネーター環境色彩1級。 ◎「人は必ず輝く!」をテーマに、色彩やドラッカーなどの講演、講座、セミナー、執筆等の活動を実施。志を立て、身の回りのことに喜び、彩り豊かに生きる「志喜彩塾」を全国(札幌、青森、岩手、仙台、新潟、東京、浜松、名古屋、伊那、富山、大阪、神戸、福山、徳島、高知、下関、北九州、久留米、熊本)で実施するほか、なないろ塾、カラーセラピーやパーソナルカラー、ドラッカー読書会、カラーリストと読む源氏物語等の講座を実施している。オーナーである函館のブックカフェirodoriにて連日実施している「カラー占い」も好評。 ◎ 著書に『7色のすごいチカラ!』、『実践する色彩学』(ともにエイチエス)。 『人生を変えるドラッカー』(ダイヤモンド社)。◎ほぼ毎日発行のまぐまぐ有料メルマガ「吉田麻子のLOVEPOWERエッセイ」が好評。

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