人生100年時代の先人:続・絵で見るドラッカーの人生(魂よ永遠に)【2010年】(2006年〜)


続・絵で見るドラッカーの人生(魂よ永遠に)【2010年】

ドラッカリアンが選んだ“名言中の名言”(『[英和対訳]決定版』ドラッカー名言集)

『仕事の哲学』をはじめ、名言集四作に掲載された名言は、各巻200、計800。日本版はいずれも版を重ね、中国版や、韓国版も出版されました。

そして、「この名言の原文はどういう英語でしょうか」という遠慮がちながらも熱い問い合わせを受けて、少なくとも代表的な名言については対訳で名言集をつくれないかということになり、名言をさらに120本に絞る作業を始めたのです。

ところが187本まで絞ったところで、一本削っても翌日には復活させてしまうという具合に行き詰まってしまいました。

イトーヨーカ堂の名誉会長・伊藤雅俊さん、パナソニック会長の中村邦夫さん、ユニクロ会長兼社長の柳井正さん、糸井重里さん、岩崎夏海さんをはじめ、各界のドラッカー好き106人の方に、収録すべき名言を選んでもらったのpです。4本選ぶ方もいれば、120本選んだ方までさまざま。こうして、原文はどうなるのだろうと想像するファンの好奇心に応えた、ドラッカリアンによるドラッカリアンのための一冊が出来上がりました。

本書の刊行にあたり、『週間ダイヤモンド』誌上で「ドラッカリアンが噛み締めるドラッカー の『名言トップ30』」という企画の解説をさせて頂きました。そのうち3つを解説とともにご紹介しましょう。(中略)

明日のために今日何をなすか

ドラッカー 経営哲学の実践性がよく表れている名言です。

The question that faces the strategic decision0-maker is not what his organization should do tomorrow. It is,”What do we have to do today to be ready for an uncertain tomorrow?”

——Management

問題は、明日何をすべきではない。『不確実な明日のために今日何をすべきか』である。

——『マネジメント』[エッセンシャル版]

ドラッカー『P.F.ドラッカー完全ブックガイド』より

まえがき『実践するドラッカー [思考編]』

成果をあげる人とあげない人の差は才能ではない。いくつかの習慣的な姿勢と基礎的な方法を身につけているかどうかの問題である。

『非営利組織の経営』P216

すべての仕事に原理がある、とドラッカー 教授はいいます。仕事の原理を見極め、目的に向かって、それに適した道具を、的確な方法で使いこなしていく。成果をあげる人はみな、そうした習慣が身についています。

目的を知らなければ、いくら方法を極めたところで、目標とする地点にたどり着くことはできません。方法だけを学んでも、特定の出来事にしか対応できませんし、無数に方法を覚えることは不可能です。

ですので、ドラッカー教授はハウツー本を一冊も出していません。そうではなく、背後にある原理をえぐり出してくれるのです。

私たちも、仕事においてプロフェッショナルを目指すならば、なぜ組織は動くのか、なぜ人は動くのかといった、原理を知っておく必要があります。

ただし、そこに実践が伴わなければ、すべて意味のないものとなります。

ドラッカー 教授は常々、「実践の裏づけのない論理は、へりくつである」とおっしゃっていました。机上でモデルをこねくりまわすのではなく、自身で見聞きした事実をコンセプト化し、マネジメントという体系をつくり上げました。

だからこそ、その言葉は真理を突いていて、誰もが、まるで自分のために話してくれたと思える普遍性があるのです。

「セルフマネジメント」から「組織のマネジメント」まで、教授がつくり上げた体系は壮大なものですが、本書では、自分一一人で始めることのできる「セルフマネジメント」に焦点を当てました。

セルフマネジメントの核は、「知識労働者」が、いかに「成長」し続けられるか、です。そのためには、どのような「思考」、どのような「行動」が必要なのか。

そこで本書『実践するドラッカー 』を「思考編」「行動編」の二冊に分け、成果をあげるために身につけるべき能力と、心すべきポイントを整理しました。

なお本書では、ドラッカー 教授の言葉と、理解のヒントを添えています。これは、各地で開催中の「ドラッカー 読書会」での筆者の発言を中心に再構成したものです。

佐藤等

『実践するドラッカー[思考編] 』まえがき より

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五月女 圭司

『人生を変えるドラッカー』を読んで「人生は変えられるよ!」と、神さまの声が聞こえた57歳の会社員。己と向きあうには師匠がいる。私の師匠はドラッカー教授の「ことば」。この「ことば」が自らを成長させてくれます。私のミッションは「人」と「音楽」と「ドラッカー」をつないで笑顔あふれる街を創ること。 何によって覚えられたいか? 「いつも笑顔でチャレンジしている人」と覚えられたい!

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