『マネジメント[課題・責任・実践](中)』第31章「マネジメントの仕事」(2節)マネジメントの資源は人である

マネジメントの資源は人である
マネジメントは、人という特殊な資源とともに仕事をする。人はともに働く者に特別の資質を要求する。
人と働くことは人の成長に関わりをもつということである。いかにともに働くかが、個としての人間および働く者としての人間の成長を助けるか、妨げるかを左右する。このことは、マネジメントの対象となる者だけでなく、マネジメントする者にも当てはまる。部下を正しい方向へ導き、より大きく、より豊かな人間にすることが、直接的に、自らがより豊かな人間となるか、より貧しい人間となるか、成長するか、退化するかを決める。
『マネジメント[課題・責任・実践](中)』P29
ドラッカーマネジメントを学ぶと、今まで見えなかった景色が色々と見えてきます。
読書会では自身の体験をお話しする機会があります。
今年の3月に訪れた「都田建設ツアー」で、その景色を体感することができました。浜松にある都田建設さんは、「一本の映画のうような家づくり」を目指すプロ集団。「マイホーム」という高額な買い物だから、とことん向き合って設計する。口で言うのは簡単ですが、なかなか難しいことです。
でも、このツアーを通して感じるのは、「あぁ…この人たちに任せれば、きっと自分のライフスタイルに合った、素敵なマイホームに住めるんだなぁ」ということ。
ツアーで体験できること。都田建設さんの「そこで働く社員全員の家創りに対する思い」「価値観」「社会的責任」を、社長、スタッフさんのお話や、実際の建築を見て、聞いて、感じること。まるで、街全体がモデルルームのよう。そこに住む人たちと、都田建設のスタッフさんたちが一体となっていることも、すれ違った農家の方からの、笑顔のあいさつからも感じます。
そこには、都田建設という組織が、スタッフ全員の「自己開発」の場になっていること、ひとり一人の「成長」が、組織の成長につながっている、私が理想としている姿がありました。
ドラッカー教授がいう「マネジメントの資源は人である」ということは、こういうことなんだ。と改めて感じることができました。
初めから身につけておかなければならない資質が一つだけある。才能ではない。真摯さである。
by P.F.ドラッカー
そして、この都田建設のスタッフさんから感じる「真摯さ」。いつでも、どこで出逢っても「笑顔」であいさつしてくれる、お声かけくださる姿勢。何より目がキラキラ輝いているのです。しかもスタッフ全員。
ツアーの最終日、どこまでも真っ直ぐにつづく道を、私たちが見えなくなるまで、スタッフ全員で手を振ってお見送りしてくれることに感動しました。
第2の人生。私もこんな人たちと働きたい。と強く感じたツアーでした。
(つづく)
前回まで
第1話:『マネジメント(中)』第31章「マネジメントの仕事」
第2話:『マネジメント(中)』第31章(1節)マネジメントの仕事
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