皆さんこんにちは!
今週も『人生を変えるドラッカー』の「言葉」解説をお送りいたします!
これまで
『知識労働者』
『貢献』
『成果』
『強み』
『集中』
『廃棄』
『意思決定』
『読書会』
『エグゼクティブ』
『なすべきこと』
『修練』
『知覚』
『記録』
『責任』
『動機づけ』
『位置と役割』
『卓越性』
『成長』
の言葉の定義をお伝えしてきました!
今週は『塊の時間』です。
よろしくお願いします♪

目次
- 東堂先生による【ことば解説】「21.『塊の時間』の定義」
- ●捨てる仕事→メールや電話でできる業者のアポイント、ネットサーフィン ●できる工夫→業者から連絡が来たら、メールや電話でもいいかを必ず聞く。パソコンを開く時間帯を決める。メール返信の時間もまとめる。
- 私の観察では、成果をあげる者仕事からスタートしない。時間からスタートする。計画からもスタートしない。時間が何にとられているかを明らかにすることからスタートする。次に時間を管理すべく、時間に対する非生産的な要求を退ける。そして最後にそうして得られた自由になる時間を大きくまとめる。『経営者の条件』p46
- 成果をあげるには自由に使える時間を大きくまとめる必要がある。大きくまとまった時間が必要なこと、小さな時間は役に立たないことを認識しなければならない。『経営者の条件』p73
東堂先生による【ことば解説】「21.『塊の時間』の定義」
今回も『人生を変えるドラッカー』の引用をしていきますね。
~以下引用です~
時間を記録するようになって10日が経った。そろそろ、次の「整理する」段階に進んでもいいだろう。
たしか勉強会のとき、東堂は整理する手段として、「捨てる・やめる」「人に任せる」の二点を挙げていた。びっしり書き込まれたノートを改めて見る。(このなかに、捨ててもいい仕事はあるだろうか……)
徹は一つひとつの行動を丁寧にチェックしていった。
業者のアポイントが思ったより多かった。たいして考えもせず、すべて受けていたからだ。一見しただけでも、半分くらいはメールや電話で済みそうだった。
驚いたのは、開店時間内でもパソコンに向かっている時間が、思った以上に多かったことだ。ちょこちょことホームページの不具合に気づいては直したり、店内掲示物を印刷したりしていた。
また、メールの着信音が鳴るたびに内容を確認し、その都度返信をしていることにも気づいた。メール返信の時間をまとめるだけで、新たな時間を創出できそうだ。
そして何より、ネットサーフィンにかなりの時間を費やしていた。これは意識することで大幅に削減できそうだった。
徹は忘れないように、気づいたことをノートに記入していった。
●捨てる仕事→メールや電話でできる業者のアポイント、ネットサーフィン ●できる工夫→業者から連絡が来たら、メールや電話でもいいかを必ず聞く。パソコンを開く時間帯を決める。メール返信の時間もまとめる。
もう一つ、「人に任せる」ほうはどうだろうか。
他の人間と言っても、あとは田山りょうしかいない。ホールの接客と雑事全般をしてもらっているが、思い返してみれば、店にお客さんがいないときは手持ち無沙汰になる。
しかし、自分が抱えている仕事は自分にしかできないように思えて、任せられるものが浮かんでこない。
これは引き続きの宿題とすることにした。
ともあれ、記録をしたことで得た気づきは大きかった。徹はさっそくその日から、「捨てる仕事」と「できる工夫」を実践していった。
効果は絶大だった。何日もやっていくうちに、どんどん行動がすっきりし、前よりも時間に余裕が生まれてきた。次の定休日は休もう、と徹は決めた。
この定休日にどうしても休みたかった理由がある。アンの小学校の開校記念日と重なっていたからだ。親子で休める貴重な機会だ。
逃すわけにはいかない。
―引用を終わります―
ドラッカーは『経営者の条件』の第二章「汝の時間を知れ」の中で、時間管理の重要性を説いています。
私の観察では、成果をあげる者仕事からスタートしない。時間からスタートする。計画からもスタートしない。時間が何にとられているかを明らかにすることからスタートする。次に時間を管理すべく、時間に対する非生産的な要求を退ける。そして最後にそうして得られた自由になる時間を大きくまとめる。『経営者の条件』p46
成果をあげる5つの能力のうち、まず初めに出てくるのがこの時間管理です。
真になすべきことをなす時間を創出するためには、まず現在どのように時間を使っているかを「記録」し、記録によって得た情報をもとに活動を「整理」し、整理によって得た空き時間を「まとめる」ことによって、そのまとまった時間に真になすべきことをなすことができるようになるわけです。
ここからはブログ読者の方向けに東堂先生にご登場いただきましょう!
「堀川さんは、読書会で得た「時間を記録する」ということを実践されました。実践したからこそ、まずは休みを取ることができ、大変重要なことに時間を使うことができたわけです。このように時間は細切れのまま存在していてはある程度のサイズのことに使うことはできません。整理によって得られた細切れの時間をまとめると、そこにこそ真になすべきことをなす余力となる時間が確保できるわけです。では今日も『実践するドラッカー』を読んでみましょう。今日は【行動編】です!」
こうあります。
p28の「時間の塊をつくる」です。
成果をあげるには自由に使える時間を大きくまとめる必要がある。大きくまとまった時間が必要なこと、小さな時間は役に立たないことを認識しなければならない。『経営者の条件』p73
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成果をあげる人は、まとまった時間の価値を知っています。細切れの時間をたくさん集めるのではなく、連続した時間の塊をいくつつくれたかが重要です。
二時間を一つの塊とすると、睡眠などを除く実働ベースでは一日十六時間、八つの塊があることになります。そんなイメージをもつと、できるだけ多くの塊を確保しようという意識が働き、まず予定の入れ方に変化が現れます。
例えば、来客予定を午前と午後にバラバラと一時間ずつ入れるのではなく、午前中に二件立て続けに入れるようになります。次の予定までゆとりがないぶん、一つひとつの打ち合わせに集中して密度高く行おうという意識が生まれます。
こうして確保した貴重な時間は、「緊急ではないが重要なこと」に使います。
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「いかがでしょうか。例えば私は学習塾を経営していますが、授業の準備は集中して行いたいので、科目ごとに月に何度か塊の時間を確保して行います。生徒さんとの面談も日にちを決めて集中させています。
知識労働者にとって、連続して一つのことを行うことができる塊の時間の存在は、とても重要です。
目的を明確にし、頭の中をシンプルにそのことだけに集中させることができるからです。
塊の時間があることで仕事のクオリティを高めることができるような気がしています。
堀川さん、ぜひ引き続き塊の時間の確保を意識してみてくださいね。
ときどき振り返って塊の時間をどのくらいとれたか、成果はどうだったかなどを見ていくと効果的ですよ!」
ということで今回もブログ読者の皆さん向けに、東堂先生に語っていただきました☆
ちなみに私も「塊の時間」が大好きです。
出張時の新幹線の中や、誰ともアポイントのないオフィスで過ごす時間などに創り出せる仕事が多いので、塊の時間なしではお仕事が成立しないほどです!
ぜひ皆さんも「塊の時間」を意識してみてくださいね!
今後も「東堂先生が言うであろうちょっとした一言」をお伝えしていきましょう!
ではでは!
次回もお楽しみに!
●皆さんはご自分の「強み」をご存知ですか?
自分の強みを知ることにご興味のある方は私の個人ブログとなりますがこちらの記事もご参照ください。
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