皆さんこんにちは!
「人生を変えるキッカケとなる5つの習慣―『人生を変えるドラッカー』を100倍生かす方法!」の番外編です。
番外編としてそれぞれの「登場人物舞台裏」をお送りします!
ますます各登場人物を深く知っていただければ嬉しいです!
お楽しみに☆
今回は「堀川徹」編です!
●堀川徹の舞台裏
堀川徹は札幌生まれ。
山鼻地区の青果店に生まれる。
祖母と両親と兄と妹との賑やかな家に育つ。
音楽が好きで高校時代はバンドをやっていた(ギター担当。布袋寅泰に憧れていた)。
一番好きな曲はイーグルスの『デスペラード』。
夜更けにウィスキーを飲みながら『デスペラード』を聴いて泣いてしまうことも多い。
情にもろく、熱血漢だが、「本を読む」という行為の静謐さに心惹かれる面も多分にあるのは賑やかな家で育った反動で静けさを求めていたからかもしれない。
札幌の大学の文学サークルで本の面白さにはまり、先輩方の影響を受けて太宰治ファンとなるが、もともと本を読むのが好きで赤川次郎や星新一や眉村卓などを幅広く雑食的に読んでいた。
自分で小説を書いてみようと思ったこともあるが、どうも徹は書くよりもああだこうだと話すほうが得意であるらしい。
大学卒業後、生命保険会社に入社。法人営業部に配属される。
「法人営業は手帳が命」と教えてくれた手帳の達人の先輩との出会いから営業活動に手帳を駆使するようになってうまくいった経験あり。(この実績がドラッカーの「時間の記録」に役立った)
生命保険会社時代、同僚の紹介で礼美と出会う。初めてのデートで礼美が着て来たレモンイエローのカーディガンの印象があまりにも可憐で恋に落ちる。
何度もアタックして結婚する。
プロポーズしたフランス料理店に正装をしてきた徹の服が借り物の礼服のようで礼美はフルコースの間じゅう笑いがとまらなかったというエピソードがある。
本人は『華麗なるギャツビー』に影響を受けたらしい。
兄は西十八丁目駅にほど近い女子高で英語教師をしている。
兄も『華麗なるギャツビー』ファンである。
妹は釧路の歯科医に嫁に行った。
妹はときどき札幌に買い物に来ては礼美やアンを誘って劇団四季のミュージカルなどを観に行く。
徹がそれに付き合うこともある。
アンはミュージカル好きなこの叔母の影響を受けている。
最初の原稿には徹の涙もろい場面がたくさん描かれていたが本作ではかなり徹の場面は少なくなってしまった。
徹は情緒豊かすぎてついつい話が横道にそれてしまうし、本題に関係ない場面が増えてしまう人物である。
徹を中心にして小説を書きなおしたらまったく異質な情緒的小説になることだろう。



