暑い季節、私の来年が始まる…
8月のお盆の頃、私の来年のアクションプランの立案が始まります。
師匠ドラッカー教授の言葉どおり、まず今年、行ってきた活動の廃棄から始めます。
曰く、
成果をあげる者はスケジュールからスタートしない、時間の創造から始める
右の写真は来年の破棄を考えるためのリストです。
8月中、じっくり廃棄=やめること、任せることを決めます。
曰く、
非生産的でなくなったものを廃棄せよ
生産性ゼロとはいっていない。
通常…
生産性ゼロのものと生産性が高いもの間のグレーゾーンに非生産的な活動が山となって積み上がっているはず…
あの人から頼まれたこの活動…
10年以上行っているあの会の活動…
あの時、苦労して行ったその活動…
どれもこれも過去の記憶がよみがえり、あの人たちの顔が浮かぶ。
本当にやめられるだろうか…自信がない…
そこに必要なのは勇気。
より良い未来を創るためにやめるという断固とした決断。
曰く、
体系的に廃棄せよ
定時、定量と解釈。
それゆえ8月のこの時期、今年行っている活動の1割をやめようと四苦八苦。
思えば10年以上、このルールを自分に適用してきました。
主宰の会をやめ、大学院の講師をやめ、事業をやめてきました。
仕事を任せ、社長を任せ、読書会を任せてきました。
さて、来年はどんな活動を廃棄しようか…夏の熱い闘い。
みなさんもこの夏、「来年、何をやめるか」に意識を向けてみませんか?
<問い>
あなたがやめるべきと考える活動は何ですか。
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