【どうやればいいの?】ドラッカーのフィードバック分析の仕方を丁寧に解説!!


【どうやればいいの?】ドラッカーのフィードバック分析の仕方を丁寧に解説!!

経営学の父、ドラッカー。本質をついた仕事と企業の哲学は、決して風化することなく、今もなお圧倒的な支持を得ています。上司や先輩がドラッカー好きだという方もいらっしゃるでしょう。

もしかすると「フィードバック分析をしろ」と言われたことがあるかもしれません。

フィードバック分析とはドラッカーが提唱した自分の強みの見つけ方です。そのやり方は著書「プロフェッショナルの条件」に書いてありますが、この記事を読めば十分に理解できますよ。

私達Dラボは、ドラッカーの著書から仕事の極意を学ぶ実践するマネジメント読書会®を開催しています。

ぜひ、フィードバック分析の仕方を学んで、自分だけの特別な強みを見つけましょう。

フィードバック分析とは

フィードバック分析とは

強みを知る方法は一つしかない。フィードバック分析である。何かをすることに決めたならば、何を期待するかをただちに書きとめておく。9か月後、1年後に、その期待と実際の結果を照合する。私自身、これを50年続けている。そのたびに驚かされている。これを行うならば誰もが同じように驚かされる

引用:プロフェッショナルの条件

フィードバック分析とは、自分の強みを見つけるための自己分析です。強みとは、ドラッカー曰く、人が生まれながらにして、並外れてできることです。しかしその強みは、簡単に見つけることはできません。そこでドラッカーは、強みを見つけるための方法として、フィードバック分析を提唱したのです。

ですが、自己分析は就活でやったから、もういいのでは?という方もいらっしゃるかもしれません。就活の自己分析では、過去の出来事から自分の強みや弱みを探します。ほとんどの大学生は社会人経験がありません。ですから、仕事で活かされる強みを見いだすことは難しいのです。

仕事で成果を出せる強みは何なのか。その答えを知るためには、仕事をしながら自己分析を定期的に行っていくしかないでしょう。ですから、社会人になっても自己分析が重要なのです。

また、人間の認識能力には限界があります。過去の出来事であれば、当時のままを思い出すことは困難です。どうしても、現時点から見たバイアスがかかってしまいます。一方、フィードバック分析であれば、タイムラグなしで、ありのままの自分を分析することができます

フィードバック分析のやり方

フィードバック分析のやり方

それでは具体的なフィードバック分析のやり方を見ていきましょう。

①現状を書き出し目標を立てる

①現状を書き出し目標を立てる

まずは、「現在取り組んでいる仕事」や「新しく始めた仕事」を書き出しましょう。それぞれの仕事に、「その仕事に期待する成果、目標」も書き出しましょう。書いた紙は無くさないように保管しておきます。

②9ヶ月後、1年後に、目標と結果を照合して分析する。

②9ヶ月後、1年後に、目標と結果を照合して分析する。

9ヶ月後と1ヶ月後に振り返ります。立てた目標と結果を比べてみましょう。期待通りの結果が出たのであれば、それが強みである可能性が高いです。反対に、及ばなかった目標は何でしょうか。自分の弱みが原因かもしれませんし、強みの分野であったけれど、アクシデントに見舞われたのかもしれません。このように分析することで、自分の「強みと弱み」が明らかになります。

③今後を考える

③今後を考える

②での分析を踏まえたうえで、今後、3年〜5年に取り組むべき仕事は何かを考えます。そして、その仕事は自分がやるべきことか、自分の強みと一致しているかをさらに考えていきます。

現状を書き出し、目標を立てて記録し、9か月後、1年後に振り返りましょう。そして、このサイクルを何度も繰り返します。ドラッカーはフィードバック分析を50年以上続けているというから驚きです。

フィードバック分析の効果

フィードバック分析の効果

フィードバック分析を続けていくと、どのような効果があるのでしょうか?

こうして2、3年のうちに、自らの強みが明らかになる。(中略)さらに、自らが行っていることや行っていないことのうち、強みを発揮するうえで邪魔になっていることも明らかになる。それほどの強みではないことも明らかになる。まったく強みのないこと、できないことも明らかになる

引用:プロフェッショナルの条件

このように、頭の中で考えるだけでは決して見つからない強みと弱みが、はっきりとわかるようになります。強みも弱みも、一度発見できれば意識することができます。強みに磨きがかかるように、それが活かせる仕事を積極的に引き受けましょう。

また、弱みは、時間と労力の割に成果があがらない分野なので、捨てる勇気を持ちましょう。上司に相談できるのであれば、フィードバック分析で分かった自分の強みと弱みを説明し、今後の仕事の方針を話し合えるとよいですね。

まとめ

今回は、ドラッカーが提唱した「フィードバック分析」を解説しました。フィードバック分析は自分の強みを見つけるための強力な手段です。まずは現状を書き出し、目標を立て、9ヶ月と1年後に成果を振り返りましょう。このサイクルを繰り返すことで、自分の強みが見つかります。見つけた強みを元に、今後の3〜5年で自分が進むべき方向を定めていきましょう。

ですが、このフィードバック分析、続けることが難しいですよね。

ドラッカーの偉大なアドバイスも、実行しなければ意味がありません。しかし、一回ならまだしも、フィードバック分析を何年も続けられる気がしない・・・。

継続には、仲間の存在が重要です。そして、仲間の意識が高ければ高いほど、あなたの意識も高められます。どんな環境に身を置くか、どんな人と繋がるかで、人生は大きく変わります。

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