Biz Clipというサイトに私が監修する<実例で学ぶ!ドラッカーで苦境を跳ね返せ>というドラッカー・マネジメントの実践者の連載記事が載っています。一連の記事はドラッカー教授の言葉を経営に用いて成果をあげた実例です。
テーマは道具としての言葉編 市役所職員から提案が湧き出すです。
この事例から人のマネジメント、仕事のマネジメント領域の次の点などを学ぶことができます。
<ポイント>
・マネジメントを体系的に適用する
・組織内で通用するマネジメントの共通の言葉を定着させるため読書会を行う
・マネジメントの言葉を用いることで人が主体的に働きだす
ドラッカーの言葉
経営管理者は人を操ろうとしてはならない。1人ひとりの仕事について、動機付けし、指導し、組織しなければならない。そのための唯一の道具が、話す言葉であり、書く言葉であり、数字の言葉である。
『現代の経営[下]』
<佐藤等 解説>指示命令で人を動かす時代は終わった。知識社会におけるマネジメントとは、指示命令に代わる方法で人を動かすことである。属人的なカリスマ性によってリーダーシップを発揮するのではない。組織にとっての使命や成果、戦略や目標などを明確に定めることで人を方向付け、リードするのである。使命や目標は言葉や数字にすぎないが、組織にとって決定的に重要であり、知識社会におけるリーダーシップの発生源である。
<ドラッカーに学ぶマネジメント>をお読みになる際には「マネジメント体系」を意識して読むと理解が深まります(拙著『ドラッカーを読んだら会社が変わった』日経BP社p.207)
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