⑦『成果をあげる者はなぜ必要か』P18

 Q.ポイント、感想（今回、気になって線を引いたところ）　などは？

P18：12行目～　「知力や創造力や知識は、あくまでも基礎的な資質である。それらの資質を結果に結びつけるには、成果をあげる為の能力が必要である。知力や創造力や知識は、限界を設定するだけである。」

ここでは、教授が、変化した新しい知識労働社会に対しての成果と、その成果をあげる者の重要性を説いていますが、

私が線を引いた理由は、一緒に働くチームのみんなにも、成果をあげる能力という、目に見えない、定義しづらい、現場固有の成果をあげる能力について考えてほしいからです。

エレメントの仕事は、WEBマーケティングのコンサルティングという、専門性を有するものです。

知力や創造力の基礎となる、コーディングやデザイン、それらを扱うソフトやハードの知識と、ここでいうドラッカー教授の、成すべき事を考える力の両方が必要です。日本語や、足し算引き算と同じように、パソコンのスキルや、イラストレーター、インターネットの基礎的な知識が無ければWEBマーケティングの話はできませんし、

WEBマーケティングを知っているからと言って、SEO対策に強いユーザーに指示されるコンテンツを作ったり、顧客に良いブログを書かせることが出来るわけではありません。

顧客の価値のある情報を引き出すには、仕事の動機や目的を聞く、深い共感やコミュニケーションが必要ですし、ユーザーが面白いということをコンテンツにするには、ユーザーの知りたいことを知る能力が必要となります。