マネジメント本のおすすめはやっぱりドラッカー 立場別おすすめドラッカー本まとめ


「ドラッカーの本を読んでみたいけれど、どれから読んでいいか教えて欲しい」という問いに対する答えは、その人の地位や経験、期待されているものによって異なります。つまり、一般的な答えはないということ。

そこで、ドラッカー学会理事でもあり、 ドラッカー教授の教えを広めるため、各地でドラッカーの著作を用いた読書会を開催している 佐藤等公認会計士事務所所長 佐藤等先生が選んだ、立場別ドラッカーおすすめ本をご紹介します。

 

立場別

  1. すべての社会人の方に
  2. 人のマネジメントに悩むマネージャーや経営者に
  3. 新規事業の立ち上げなど事業のマネジメントに悩むマネージャーや経営者の方に
  4. 組織の方向付けに悩むマネージャーや経営者に
  5. ドラッカーマネジメントの「一丁目一番地」を知り、真のマネジメントを行いたい方に
  6. 未来の社会はどのように変化するのか?予見力を高めたい方に

 

 

佐藤等先生の始められた読書会―「実践するマネジメント読書会®」では、本そのものではなく目的別にどの本のどの章を読めばいいのかという観点からプログラムを開発。その経験からドラッカー本のどの部分をどんな順番で読めばいいのかをご紹介。

本の一部を読む方法は、ある種贅沢な読み方です。この一冊という方のために、それぞれの「この一冊」も掲載いたします。

すべての社会人の方に

読むべき本と章

①『非営利組織の経営』(1990)パートⅴを中心に

②『プロフェッショナルの条件』(2000)特にパート3の第1章

③『経営者の条件』(1966)

④『明日を支配するもの』(1999)第6章を中心に

 

この一冊

ドラッカー名著集1 経営者の条件

『経営者の条件』(1966)

セルフマネジメントの中核である「成果をあげる習慣的能力」を学ぶことができます。

 

 

人のマネジメントに悩むマネージャーや経営者に

読むべき本と章

①『経営者の条件』(1966)特に第4章、そして第3章を中心に

②『現代の経営』(1954)特に第2部、第4部、第5部を中心に

③『マネジメント』(1973)第15章~第28章および第2部を中心に

④『非営利組織の経営』(1990)第1部、第4部を中心に

 

この一冊

ドラッカー名著集2 現代の経営[上]

ドラッカー名著集3 現代の経営[下]

『現代の経営』(1954)特に第2部、第4部、第5部を中心に

マネジメントの全体像が網羅的に書かれています。それゆえ、必要な情報を取り出すには、全体を読むのではなく必要箇所を重点的に読むという姿勢が求められます。人のマネジメントは仕事のマネジメントと一体です。一体ですが原理は異なりますので分けて読み、考える癖をつける必要があります。

 

 

 

新規事業の立ち上げなど事業のマネジメントに悩むマネージャーや経営者の方に

読むべき本と章

①『創造する経営者』(1964)パート1を中心に

②『マネジメント』(1973)パート1を中心に

③『イノベーションと企業家精神』(1985)パート1を中心に

④『明日を支配するもの』(1999)第3章を中心に

 

この一冊

創造する経営者 (ドラッカー名著集 6)

『創造する経営者』(1964)パート1を中心に

事業の見方を身につけます。特に「事業の定義」は、記憶して常に活用すべき道具です。またマーケティングの基礎もここで学ぶべき重要項目です。

 

 

 

組織の方向付けに悩むマネージャーや経営者に

読むべき本と章

①『現代の経営』(1954)パート1を中心に

②『マネジメント』(1973)パート1を中心に

③『創造する経営者』(1964)パート1を中心に、特に第6章、第7章

④『経営者に贈る5つの質問』(2009、2017年に第2版)全部―ボリューム寡少

 

この一冊

経営者に贈る5つの質問[第2版]

『経営者に贈る5つの質問』(2009、2017年に第2版)全部―ボリューム寡少

自社の組織に重要な「方向づけ」を与える問いが「われわれの事業は何か」です。このほかにも「方向づけ」の道具として「われわれのミッションは何か」をはじめとした5つの問いがあります。これらの問いは、『経営者に贈る5つの質問』で学ぶことができます。

 

 

 

ドラッカーマネジメントの「一丁目一番地」を知り、真のマネジメントを行いたい方に

読むべき本と章

①『「経済人」の終わり』(1939)第2章、第3章、第7章を中心に

②『産業人の未来』(1942)第2章、第4章、第6章、第8章、第9章パート1を中心に

③『企業とは何か』(1946)第3部を中心に、第1章、第2章も

 ④『マネジメント』(1973)上巻まえがきと下巻結論

 

この一冊

ドラッカー名著集10 産業人の未来 (ドラッカー名著集―ドラッカー・エターナル・コレクション)

『産業人の未来』(1942)第2章、第4章、第6章、第8章、第9章パート1を中心に

ドラッカー教授は、「自由で機能する社会」のための条件を『産業人の未来』で明らかにしました。第6章で「自由とは何か」を第2章で「機能する社会とは何か」を問います。また第8章と第9章では保守主義による社会の変革の仕方を示し、「自由で機能する社会」を構築する具体的な原理を示しました。

 

 

『「経済人」の終わり』(エターナル版第9巻)の読み方

『産業人の未来』(エターナル版第10巻)の読み方

 

未来の社会はどのように変化するのか?予見力を高めたい方に

読むべき本と章

①『断絶の時代』(1969)第1章、第2章、第3章、第8章、第9章、第12章、第13章、第15章を中心に

②『ポスト資本主義社会』(1993)序章、第1章、第2章、第4章、第10章、第12章を中心に

③『ネクスト・ソサェテイ』(2002)第1部―第1章、第2章、第3章、第5章、第6章、第2部―第1章、第4章を中心に

④『すでに起こった未来』(1993)第8章、第9章、最終章

 

この一冊

ドラッカー名著集7 断絶の時代

『断絶の時代』(1969)第1章、第2章、第3章、第8章、第9章、第12章、第13章、第15章を中心に

『断絶の時代』が書かれて今年(2019)で50年です。これまでの継続の時代から非継続(断絶)の時代が到来したことを世に告げるためにかかれた書です。50年経った今もその時代は続いているといえます。非連続の時代には、量的変化ではなく質的変化に注目することが重要です。小さな質的変化がのちに代表的存在や中心的存在になっていきます。できるかぎり早い時期で変化の兆しをとらえ、変化に対応するのが社会生態学の目的です。

 

 

 

 

 

 

佐藤等先生が上記ドラッカーおすすめ本について紹介したブログはこちら

「ドラッカーの本でも読んでおけ」という言葉に応えるためのドラッカー本を読む順番

第1回:すべての社会人の方に…

第2回:人のマネジメントに悩むマネジャーや経営者の方に…

第3回:新規事業の立ち上げなど事業のマネジメントに悩むマネジャーや経営者の方に…

第4回:組織の方向づけに悩むマネジャーや経営者の方に…    

第5回:ドラッカーマネジメントの「一丁目一番地」を知り、真のマネジメントを行いたい方に…

第6回:未来の社会はどのように変化するのか?予見力を高めたい方に…

 

 

以上、立場別にドラッカーおすすめ本を紹介いたしました。

いかがでしたでしょうか。ドラッカーの本を一人で読み進めるのは至難の業です。

何度も挫折してしまった方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな方、ドラッカー読書会で仲間とともにドラッカー本を一緒に読みませんか?

 

全国各地でドラッカー読書会を開催しています。

お気軽にお問い合わせください。

 

有限会社ナレッジプラザ(Dサポート)

〒060-0042 札幌市中央区大通西4丁目1番地 道銀ビル10階

TEL:011-261-4471 FAX:011-212-1401

読書会 WEBサイト http://dokushokai.info

初心者の方、大歓迎。いっしょにドラッカー教授の本を読みませんか?

 

FavoriteLoadingお気に入りに追加

コメント