【シリーズ一覧】マネジメントとは何か―ドラッカー教授から学ぶ実践に不可欠な<マネジメントの原理>


 

もくじ クリックで表示
  • 【第1回】成功ではなく失敗しないこと/方法ではなく原理を手にすること
  • 【第2回】意外に答えられない問い「組織の目的とは何か」
  • 【第3回】組織が存在する目的は何か①
  • 【第4回】組織が存在する目的は何か②
  • 【第5回】組織が存在する目的は何か③
  • 【第6回】組織の目的を実現する手段として事業がある
  • 【第7回】事業の目的と定義を使いこなす
  • 【第8回】事業継続のために3つの要素を満たす
  • 【第9回】われわれの事業は何か
  • 【第10回】成果とは外の世界における変化である
  • 【第11回】ミッションを実現するために必要なこと
  • 【第12回】利益は目的ではない…存続の条件である
  • 【第13回】利益の役割―その1 利益は未来のリスクをカバーする
  • 【第14回】利益の役割―その2 利益は資金調達の基盤となる
  • 【第15回】利益の役割―その3 利益は事業の有効性と健全性の指標となる
  • 【第16回】利益は付加価値の一項目―利益よりも重要な経営指標
  • 【第17回】「利益の最大化」に潜むわな―「損失回避」「必要な利益」という行動原理を身につける
  • 【第18回】コスト管理志向に潜むわな―管理の対象は活動である
  • 【第19回】成功するイノベーションは事業のマネジメントの諸原理を外さない
  • 【第20回】事業を更新しながら組織のミッションを果たし続ける
  • 【第21回】イノベーションを成功させるには体系的に廃棄を進める
  • 【第22回】イノベーションとは変化の中に機会を見つけることである
  • 【第23回】イノベーションを成功させるには知覚の後に分析する

 


 

【第1回】成功ではなく失敗しないこと/方法ではなく原理を手にすること

私たちは成功の方法を求めすぎているのではないか。
ドラッカー教授のマネジメント哲学を学べば学ぶほど、そう思わずにはいられません。
それはマネジメントの本質が原理・原則にあるからです。
そこにあるのは成功の文字ではなく、失敗の文字。………続きを読む

 

【第2回】意外に答えられない問い「組織の目的とは何か」

「組織の目的とは何か」
意外と聞かれたことがないのではないでしょうか。
そして意外に答えられない問いでもあります。
この問いに答えるためには一つの原理の理解が欠かせません。………続きを読む

 

【第3回】組織が存在する目的は何か①

組織という道具には目的がある【マネジメントの原理2】
前回の復習からです。社会的道具としての組織には必ず目的があります。
第一に、社会において特有の役割(ミッション)を果たすことである
第二に、所属する人を成長させることである
第三に、社会にある新しい課題を解決することである
今日は第一の目的について考えてみます。………続きを読む

 

【第4回】組織が存在する目的は何か②

組織という道具には目的がある【マネジメントの原理2】
前回の復習からです。社会的道具としての組織には必ず目的があります。
第一に、社会において特有の役割(ミッション)を果たすことである
第二に、所属する人を成長させることである
第三に、社会にある新しい課題を解決することである
今日は第二の目的について考えてみます。………続きを読む

 

【第5回】組織が存在する目的は何か③

組織という道具には目的がある【マネジメントの原理2】
前回の復習からです。社会的道具としての組織には必ず目的があります。
第一に、社会において特有の役割(ミッション)を果たすことである
第二に、所属する人を成長させることである
第三に、社会にある新しい課題を解決することである
今日は第三の目的について考えてみます。………続きを読む

 

【第6回】組織の目的を実現する手段として事業がある

組織の目的について前回の復習からです。
第一に、社会において特有の役割(ミッション)を果たすことである<マネジメントの原理3>
第二に、所属する人を成長させることである<マネジメントの原理4>
第三に、組織の目的は社会にある新しい課題を解決することである<マネジメントの原理5>
今日は、第一の目的について掘り下げていきます。
第一の目的を実現するために組織は事業businessを行います。………続きを読む

 

【第7回】事業の目的と定義を使いこなす

今日は、事業について基本的なテーマを2つ取り上げます。事業の目的と事業の定義についてです。
事業の目的は顧客価値の創造である<マネジメントの原理7>
事業とは知識という資源を経済価値(顧客価値)に転換するプロセスである<マネジメントの原理8>
事業の目的は顧客価値を創造することです。こんなたとえ話がありあす。………続きを読む

 

【第8回】事業継続のために3つの要素を満たす

前回は「事業の目的」と「事業の定義」について述べました。
事業にはもう一つ重要な原理があります。それは「事業継続ための3つの要素」です。
継続する事業は3つの要素を満たしている
①事業は組織の使命にそっていること
②事業は組織を取り巻く環境に適合していること
③事業は………続きを読む

 

【第9回】われわれの事業は何か

「われわれの事業を定義する」<マネジメントの原理10>
一件、「事業の定義」と何が違うの?と思われるかも知れません。「事業の定義」は、「事業とは何か」を問うもので、事業そのものの意味を表しています。これに対して………続きを読む

 

【第10回】成果とは外の世界における変化である

「事業のマネジメント」に関するものを取り上げています。前回、解説した原理の確認からはじめます。
<マネジメントの原理10>
「われわれの事業を定義する」(「われわれの事業は何か」を問う)
この問いに答えるためには、2つのことを明らかにしなければなりません。「われわれの顧客は誰か」と「顧客にとっての価値は何か」です。「誰に」「何を提供するのか」ということです。
実は、この問いはドラッカー教授の問いの中では有名です。『経営者に贈る5つの質問』という………続きを読む

 

【第11回】ミッションを実現するために必要なこと

これまで紹介した<マネジメントの原理>はチェーンの様に関連してつながっています。前回あげた「成果」に関する原理も同様です。前回の原理を再掲します。
<マネジメントの原理11>
成果とは外の世界における変化である
「成果」はドラッカー・マネジメントにおける重要なキーワードであることを前回指摘しました。………続きを読む

 

【第12回】利益は目的ではない…存続の条件である

これまでの2回で取り上げた原理は成果に関するものですが、利益や売上といった自分たちが手にするものを成果と誤解していることが多いと前々回で指摘しました。では「利益」はどのようなものなのでしょうか。………続きを読む

 

【第13回】利益の役割―その1 利益は未来のリスクをカバーする

利益は未来におけるコストであること、未来のリスクや不確実性に備える燃料庫だということを指摘しました。これも重要なマネジメントの原理で次のように表現されます。
<マネジメントの原理14>
利益は、未来のリスクと不確実性をカバーする
利益は人類が生み出した古い道具です。単に<売上高―費用>という差額を意味する会計上の利益だけの理解では十分ではありません。………続きを読む

 

【第14回】利益の役割―その2 利益は資金調達の基盤となる

ドラッカー教授は「利益には3つの役割がある」と述べました。マネジメント上、利益は、単に会計上求められる差額概念ではありません。ハッキリとした役割があります。利益というコンセプト(道具)の役割を理解して、これを活用するという姿勢が大切です。その一つが上記です。今日は2つ目の役割についてです。………続きを読む

 

【第15回】利益の役割―その3 利益は事業の有効性と健全性の指標となる

前回、前々回とお伝えしてきた原理は「利益には3つの役割」に関するものです。
1.利益は、未来のリスクと不確実性をカバーする<マネジメントの原理14>
2.利益は、事業の拡大とイノベーションに必要な資金調達の基盤となる<マネジメントの原理15>
3.利益は、事業活動の有効性と健全性を測定する<マネジメントの原理16>
今日は最後の原理16について説明します。この原理は少し毛色が異なります。………続きを読む

 

【第16回】利益は付加価値の一項目―利益よりも重要な経営指標

利益は付加価値の一項目である<原理17>
経営を行っていると利益にばかり目が行きがちですが、経営力を示す指標として重要なものが付加価値です。付加価値とは、どんなものでしょうか?
一定期間に付加された価値はいくらか…この数値は………続きを読む

 

【第17回】「利益の最大化」に潜むわな―「損失回避」「必要な利益」という行動原理を身につける

今回も利益に関する原理です。今日原理は、マネジメントの意識に関わる本質的な行動原理ともいうべきものです。
<マネジメントの原理19>
企業行動は、利益の最大化ではなく、損失の回避である
なぜ、こんな原理が必要なのかと思うかもしれません。理由は一つです………続きを読む

 

【第18回】コスト管理志向に潜むわな―管理の対象は活動である

今日の原理は、仕事のマネジメントに通じるものです。
<マネジメントの原理20>利益の増減に関係するのはコストではなく活動である
「利益を生むためにコスト管理を徹底せよ」という言葉を使いがちですが間違いです。えっ!と思い人も多数かと思います。どういう意味なのか?この謎を解くには………続きを読む

 

【第19回】成功するイノベーションは事業のマネジメントの諸原理を外さない

今日からイノベーションに関する原理をみていきます。<マネジメントの原理7>あたりから始まる事業に関する原理をスタートラインとします。
<マネジメントの原理22>イノベーションも事業である
当然すぎて原理として明示する必要もないように思えますが、この確認は意外と重要です。というもの………続きを読む

 

【第20回】事業を更新しながら組織のミッションを果たし続ける

既存のものはすべて古くなる(陳腐化する)
<マネジメントの原理24>未来は今と異なります。それを変化といいます。変化がなければ既存の事業のままで問題ない訳です。変化があるから既存のものは古くなるのです。これは重要な原理です。
このため既存の事業も必ずいつかは陳腐化します。イノベーションが必要な理由がここにあります………続きを読む

 

【第21回】イノベーションを成功させるには体系的に廃棄を進める

今日は、前回指摘した原理の次に来る原則的な行動に関するものを紹介します。まずは前回の原理の確認からです。
既存のものはすべて古くなる(陳腐化する)
<マネジメントの原理24>それゆえ次の原則が必要になります。
新しいことを始める前に既存のものを廃棄する<マネジメントの原理25>
既存の「もの」には、様々なものが入ります。大きな「もの」は事業です。………続きを読む

 

【第22回】イノベーションとは変化の中に機会を見つけることである

引続きイノベーションに関する原理を取り上げます。廃棄というイノベーションの重要な準備段階の次に必要なのは変化の中にイノベーションの機会を見つけることです。変化はイノベーションの母です。変化を探すことからイノベーションは始まります。イノベーションのステップの最初は、………続きを読む

 

【第23回】イノベーションを成功させるには知覚の後に分析する

イノベーションの機会を知覚する<マネジメントの原理28>
以前に「変化の中にイノベーションの機会を見出す」<マネジメントの原理26>を挙げました。しかし、変化をとらえることはなかなかむずかしいものです。イノベーションに結びつく変化は、質的な変化です。徴候、兆しのようなものを知る必要があります。
最近では当たり前の光景ですが、………続きを読む

 

 

本連載の著者紹介

佐藤 等

佐藤 等

<実践するマネジメント読書会®>創始者。『実践するドラッカー』(ダイヤモンド社)シリーズ5冊の著者。 ドラッカー学会理事。 マネジメント会計を提唱する佐藤等公認会計士事務所所長/公認会計士・税理士。 ナレッジプラザ創設メンバーにして、ビジネス塾・塾長。 Dサポート㈱代表取締役会長。 ドラッカー教授の教えを広めるため、各地でドラッカーの著作を用いた読書会を開催している。 公認ファシリテーターの育成にも尽力し、全国に約70名のファシリテーターを送り出した。 誰もが成果をあげながら生き生きと生きることができる世の中を実現するため、全国に読書会を設置するため活動中。 編著『実践するドラッカー』(ダイヤモンド社)シリーズは、20万部のベストセラー。他に日経BP社から『ドラッカーを読んだら会社が変わった』がある。 2019年12月『ドラッカー教授 組織づくりの原理原則』を出版。 自身のブログ<ドラッカリアン参上>は連続投稿4000日以上を達成して続伸中雑誌『致知』に「仕事と人生に生かすドラッカーの教え」連載投稿中

 

 

 

 

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